- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県上関町
- 広報紙名 : 広報かみのせき 令和7年11月号
■血糖値スパイクあなたは、大丈夫ですか?
血糖値スパイクは、糖尿病予備軍の人に多く発症する症状です。通常時の血糖値が正常でも、食事後の血糖値が乱高下することが特徴なため、見過ごしてしまう人が多いです。糖尿病ではないから大丈夫!まだ若いから関係ないと思っている方も、血糖値スパイクは起こる可能性があります。
■血糖値スパイクって何?
食後に血糖値が急上昇し、その後急降下する現象のことを言います。
ジェットコースターのような変動とも表現され、短時間でも血管や臓器に強いストレスを与えます。自覚症状がほとんどないため「気づかないうちに進む危険信号」とも言われています。
食後高血糖の繰り返しが、血管を傷め、動脈硬化を引き起こします。

■血糖値スパイクが起きやすい人とは? チェックが多いほど、危険信号です。
・早食い・ドカ食いの習慣がある
・朝食を抜いて昼食・夕食に一気に食べる
・炭水化物中心の食生活(白米・パン・麺類など)
・運動不足や睡眠不足が続いている
・ストレスが多い
血糖値スパイクの多くは生活習慣の改善で防ぐことができます。
◆血糖値スパイクを予防する生活習慣
○食事
・規則正しい時間帯に1日3食(朝・昼・夕)食べる
⇒朝食を抜くと、次の食事で血糖値が急上昇!
・野菜やたんぱく質を先に食べる「ベジファースト」
⇒食物繊維は、血糖値の急上昇を防いでくれます!
・よく噛んで食べる
⇒噛まない場合は、消化吸収を悪くします!
・甘いジュースやお菓子は食べ過ぎない
⇒糖分が多い食べ物は、血糖値が急上昇!
○運動
食後30分のウォーキングや軽いジョギング
毎日、こまめに体を動かす(階段を使うなど)
⇒血糖値スパイクを抑制するのに効果的!
○飲酒
飲酒は適量を守り、過剰摂取を避けることが重要です。
○たばこ
喫煙は血管を傷つけ動脈硬化を進めるため禁煙が望ましいです。
○睡眠
十分な睡眠(7時間前後)はホルモンバランスを整え、血糖管理を助けます。
問合せ:保健福祉課 健康増進係
【電話】62-0324
