健康 保健センターだより

『知ってほしいアルコールのこと』

年末となり、飲酒の機会が増えてくる時期となりました。飲酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものである一方、生活習慣病などの健康障害を引き起こすものとなります。健康に配慮した飲酒を心がけることが大切です。

■生活習慣病とは?
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群であり、がんや心疾患(狭心症や心筋梗塞などの心臓病)、脳血管疾患(脳梗塞やくも膜下出血などの脳の病)などの病気が含まれます。

■アルコールと生活習慣病の関係は?
生活習慣病のリスクは、飲酒量が増えれば増えるほど上昇し、飲酒量が少ないほどよいことがわかっています。そのため厚生労働省では『生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)』を男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。

◇純アルコール量とは?
お酒に含まれるアルコールの量をグラム(g)で表したものです。
※純アルコール量はアルコール度数(%)や摂取量(ml)で変わるので、ご注意を!

■アルコールウォッチを使ってみよう
アルコールウォッチでは、自分が飲んだお酒の種類を選ぶと簡単に総飲酒量(純アルコール量)とお酒の分解にかかる時間が計測できます。自分の健康を管理するための方法の1つとして、活用してみましょう。QRコードからアクセスできます。

(参考:厚生労働省 ホームページ)

■純アルコール量20g(1 合)の目安

問合せ:保健センター
【電話】52-4999