スポーツ 大内さん親子フライングディスク日本代表として世界大会出場!

6月にスペイン・ログローニョで開催されたWFDF2025世界U24アルティメット選手権大会(2025WU24)に、日本代表選手として田布施町出身の大内海人さんが出場しました。また、8月10日~15日にスウェーデン・エンゲルホルムで開催されたWFDF2025世界フライングディスク個人総合選手権大会(2025WOFDC)には、大内勝利さんが日本代表監督兼選手として出場し、親子で日本代表として世界大会に出場しました。

◆父の大内勝利さんは種目別競技で『銀メダル』獲得、個人総合でも10位入賞!
7種目の競技を競うフライングディスク個人総合選手権大会に出場した大内さんは、力を入れている種目『アキュラシー』(スロー・コントロールの正確さを競う種目)で、日本新記録をマークし大会2位の成績を収め『銀メダル』を獲得。さらに7種目競技の合計スコアで順位が決定する個人総合でも10位に入賞されました。
同大会は、部門別でも順位がつけられており、50~59歳の部門であるグランドマスター部門(以下、GM部門)で活躍された大内さんは、『アキュラシー』はGM部門1位金メダル、『個人総合』では3位銅メダルを獲得するなど、輝かしい結果を残されました。
競技歴40年、2007年以来18年ぶり6回目の世界大会への挑戦となった今大会について『目標としていた個人総合トップ10、アキュラシーでは新記録でメダルを獲りたいという2つの目標を達成することができました。また、GM部門でもそれぞれメダルを獲得することができ、とても楽しい大会になりました。』と大会の感想を述べられました。

◆息子の大内海人さんは7人制チーム種目『アルティメット』で5位の健闘!
【大内海人さんコメント】
先日世界U24アルティメット選手権大会に参加して来ました。メダル獲得を目標に初めての世界大会に挑みました。日本人が世界に勝る点は多くありましたが、なかなか外国人に勝つことは難しかったです。結果として、5位で世界大会を終えました。目標のメダル獲得には届きませんでしたが、この経験を今後も活かしていきたいと思います。応援ありがとうございました。

○フライングディスクとは?
フライングディスクは、1940年代にアメリカ合衆国コネチカット州にあるエール大学の学生が、パイ屋のパイ皿を投げて遊んだことが起源とされています。1948年にプラスティック製の安全なディスクが作られ、その後『フリスビー』の名称で売り出されたことにより、世界中に広まりました。
優れた飛行特性を活かした11種目が生み出され、プラスティック製ディスクと11種目を総称する一般名称『フライングディスク』が1984年に制定されました。
(参考:一般社団法人日本フライングディスク協会ホームページ)