くらし 阿武町暮らし支援センターshiBanoの活動を紹介します!

■五感で触れる木の世界~香って、作って、遊ぶ~
5月11日、グリーンパークあぶで、阿武町の豊かな森林資源を活かし、子どもたちとその保護者に木の魅力や地域の自然との関わりを体験してもらうことを目的にして、シャボン玉を使った木育を開催しました。

座学では萩阿武地区の81%が森林で、その約半分が人工林であることを説明。地元に多く見られる松、杉、クロモジ、ヒノキ、くすのきの枝葉を実際に並べ、それぞれの特性や用途について理解を深めました。
また、各木の香りを嗅いでみる時間も設け、大人は「いい匂い」と感じる方が多かった一方で、こどもは「くさい」「苦手」という反応もあり、年齢や感性による違いがあることが分かりました。

実物の蒸留器を前に、木から香り(精油)を取り出す仕組みについて説明し、実際に、山桜のチップとヒノキ精油(木部)を使って、香り袋(サシェ)を作成しました。

シャボン玉液は水・砂糖・無香料洗剤・ヒノキ精油(枝葉部)を調合し作成。
その後、全員でシャボン玉遊びを楽しみ、風に舞うシャボン玉と森の香りが香る体験は、子どもたちにとって特別な体験になったようです。

▽集落支援員(shiBanoスタッフ)福本幸恵(ふくもとさちえ)
今回の木育プログラムを通じて、地域の森林資源の豊かさとそれに親しむ機会の大切さを再認識しました。特に香りをテーマにすることで子ども達の五感を刺激し、単なる知識の習得ではない「感じる木育」につながったと実感しています。今後も年齢や発達段階に応じたアプローチを工夫しながら、地域の資源とつながる体験を継続的に提供していきたいと考えています。

■4/17鈴尾由香さんがshiBanoでコンサート
4月17日には阿武町暮らし支援センターshiBanoで鈴尾由香(すずおゆか)さん(金社)のミニコンサートが開催され、町内外からおよそ20人が駆け付けました。
鈴尾さんは山口県内でオペラの演奏家として活動されおり、美しいオペラの歌声が会場に響き渡りました。

阿武町暮らし支援センターは「移住」を考える人たちを応援するしごと・すまいの相談窓口です。
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