くらし 前教育長能野祐司(のうのゆうじ)さん 教育功労で瑞宝双光章を授章

奈古釡屋の能野祐司(のうのゆうじ)さんがこのたび瑞宝双光章を授章され、5月16日、阿武町役場で勲章などの報告がされました。
能野さんは、平成19年より3校の校長を歴任し、阿武小学校(平成25年~26年)では、地元出身の校長として地域や保護者の声に耳を傾けながら、「授業づくり拠点校」として子どもたちの確かな学力の定着に努めたり、健康福祉課や学校医と連携して「健康教育」に取り組み「山口県学校保健優秀校」を受賞したりするなど、大きな成果をあげました。
令和元年10月1日から令和6年3月31日まで阿武町教育委員会教育長として、授業時数の増大による学期期間の再編(夏休み短縮)やICT支援員、教員業務支援員の配置、教室に入れない子どものためのサポートルームの開設など児童生徒や教員のための業務等の改革を推進しました。
このたびの授章は、児童・生徒の教育に献身的に努力し卓越した教育観をもって、長年にわたり教育活動に尽力し、教育の振興に貢献したことが評価されたものです。

■受賞に寄せて
今まで多くの支えがあったからこその授章であり、皆さまには大変感謝しているところです。
この章に恥じないように今後も様々な面で町の教育に携わっていきたいと考えています。
これから10年、20年先の社会を見据え、時代の変化に合わせた教育を行っていけるよう、尽力したいと思います。