くらし 町長コラム 打てば響く

■道の駅のお土産
先日、道の駅阿武町で県外の知人に持って行くお土産を探したときのお話。
知人に会うのが、2泊3日の2日目の夕方なので、道の駅の目玉商品の鮮魚や無角和牛、またこれらの冷凍・冷蔵加工品は持って行けません。
また、干しわかめやイリコなどの乾物も幾つかありますが、残念ながら阿武町産ではないものがほとんどで、なかなか適当な品が見つからず四苦八苦。
30分以上、あれこれ迷った末、日持ちのする地元のお菓子を2種類と萩市の「しそわかめ」を数袋購入しました。
考えてみると、道の駅阿武町の最大の魅力は魚介類の「鮮度」と「安さ」だと思いますが、例えば観光バス等が立ち寄っても、また、今回の様にお土産にするにしても、常温で持ち帰る(持って行く)ことが出来る訴求力(購買意欲に働きかける力)のある商品、特に魚介類に関する商品が少ないように思います。
道の駅阿武町がこれからひと回りもふた回りも大きく発展していくためには、地元阿武町の「匂い」のする新たなお持ち帰りできる商品の開発が必須だとつくづく思いました。
花田憲彦(はなだのりひこ)町長