- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県阿武町
- 広報紙名 : 広報あぶ 令和7年6月号
農業の担い手不足を解消するため、阿武町では短期間、町に暮らし農業を手伝う「1/4works援農プロジェクト」を平成30年より実施しています。これは、農繁期に絞って、都市部の若者を中心に援農者を募り、暮らしについては町がサポートしながら、農業者の支援や就農・定住のきっかけとするものです。この7年間で福賀地区を中心に、のべ67人がこのプロジェクトに参加してきましたが、今回は実際に阿武町で援農されている方々の声を紹介していきます。
■ズバリ聞きます!あなたはどうして阿武町に?
今年度は現在15人が援農に訪れる予定で、うち5人が過去に阿武町で援農したことがあるリピーターです。
今回は5人にお話を伺ってみました。
▽大野采輝(おおのさいき)さん(東京都)
就農先:福賀すいか部会
農業が好きで、仕事を探しているときに山口にスイカがあると知り、スイカの作業は珍しく面白そうだなと思い応募しました。
阿武町に来るのは今回で2回目で、デスクワークよりも体を動かすことが好きなので、スイカの栽培は大変ですが、木村さんたちが丁寧に教えてくれるので、すごくやりがいを感じています。
・デスクワークよりも体を動かすことが好きな大野さんにとって農業は天職とのこと
▽アルゼンチンから来ました!フランシスカさんとマニュアルさん(アルゼンチン)
就農先:ドリームファーム阿武
私たちは世界中をめぐるのが好きで、日本のいろいろな地域や人々の文化を知りたくて応募しました。皆さんとても良くしてくれて、毎日がとても楽しいです。
▽柴田義和(しばたよしかず)さん(広島県)
就農先:農事組合法人福の里
阿武町の1/4worksに参加したのは、広島在住で距離が近いからで、今回で3回目になります。阿武町に移住を検討しており、1/4worksを活用し、実際に住みながら地域のことを知ることができるので、移住のための判断材料にも活用できると思います。
▽中原寛子(なかはらひろこ)さん(宇部市)
就農先:あぶ鈴尾農園
ほかの農業アルバイトと違って自分で仕事内容が選べる点がいいなって思っています。宇部市に住んでいて、阿武町のこともある程度知っていたので、安心感がありました。
鈴尾夫妻も優しくて、自分のやりたいことを考えながら仕事ができるのでありがたいと感じています。
おかげで今の生活がとても充実しています。