くらし 新春座談会 徳島市の防災を考える 遠藤市長×徳島市防災サポーター(1)

新しい年を迎え、あらためて災害から暮らしを守る備えや徳島市の防災について見つめ直してみませんか。今号では、徳島市防災サポーターとして活動される方々をお招きし、日頃の取り組みや徳島市の防災の今後などについて、徳島市長と語り合っていただきました。

◆徳島市防災サポーターとは
すべての徳島市民が安全・安心に暮らせる「災害に強いまちづくり」を推進するため、大規模災害発生時の避難所運営支援など、地域の防災リーダーとしてご活躍いただく、防災士の資格をお持ちの方のうち徳島市が任命させていただいた方々です。

◆藤野 勝成(ふじの かつなり)さん(NHK(えぬえいちけい)徳島放送局 気象予報士)
NHK(えぬえいちけい)徳島放送局で放送している番組「とく6(ろく)徳島」で気象キャスターを務める。徳島市防災サポーター就任4年目(メンター防災サポーター)。防災サポーター向けの研修会の講師として講演も行(おこな)っている。

◆野口 七海(のぐち ななみ)さん(四国放送株式会社 アナウンサー)
四国放送ラジオ「となりのラジオ」(月曜日)でパーソナリティを務める。「いつ備えるか?今でしょ!」という防災コーナーを立ち上げ、いますぐできる防災などについて発信中。徳島市防災サポーター就任1年目。

◆鈴江 結衣(すずえ ゆい)さん(徳島県立城東高等学校3年生)
城東高等学校の防災クラブに所属しており、避難訓練の運営に携わるなど、積極的に防災に関する活動に取り組んでいる。2024年に防災士の資格も取得。徳島市防災サポーター就任1年目。

◆座談会内容
(市長)新年明けましておめでとうございます。本日は、徳島市防災サポーターとして取り組まれている皆さんにお越しいただきました。南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率が60パーセントから90パーセント程度以上と公表され、いつ起こってもおかしくないという状況の中、情報発信力のある藤野さん、野口さん、そして未来を担う高校生の鈴江さんにお話を伺いたいと思います。

◇3人の徳島市防災サポーターきっかけと想い
(市長)まず始めに、皆さんがどのようなきっかけや想いで徳島市防災サポーターに応募されたのかお聞かせください。

(藤野)私は地元が千葉の方なんですが、徳島に来て、身近に綺麗な山や川などの豊かな自然やイベントなどが盛りだくさんで、面白いことがいっぱい詰まった徳島が好きになり、徳島の力になりたいと思ったのがきっかけです。いろんな防災のイベント参加や訓練を通じて得た知識や情報を出演番組で発信したり、SNS(えすえぬえす)で徳島市の活動内容を紹介したりしています。

(野口)四国放送でも地震を想定した訓練はよく行っていますが、訓練は災害発生後の対応が中心です。「まず被害を減らすことが大切で、その役割をアナウンサーが担うべき」と考え、発信の説得力を高めるために防災士の資格を取得しました。さらに、徳島市民の方々と近い距離で関わるため、徳島市防災サポーターへの参加を決めました。

(鈴江)幼い頃から自然災害に不安を感じ、家庭で避難グッズの準備を行ってきました。さらに、詳しい防災知識を身につけることで安心につながると考え、高校2年生の頃、徳島県教育委員会主催の「地域防災人材育成講座」に参加し、防災士の資格を取得しました。また、広報媒体で徳島市防災サポーターの募集を知り、より積極的に地域の防災に関わりたいと思い応募しました。