健康 保健師からのお知らせです(1)

■1.各種集団がん検診について
今年度より、胃がん検診の実施日が年に2回(10月と12月)となります。ご了承ください。
検診日時:令和7年6月26日(木)8時30分~11時30分(時間予約制)
検診内容:

受付場所:上板町保健相談センター 1階
申込み:受診を希望される方は5月23日(金)までにお申し込み下さい。
保健相談センター・保健師まで電話(【電話】694-3344)にてお申し込み下さい。
*申し込まれた方には問診票、大腸容器等を送付します。
*次回の検診日は10月24日(金)の予定です。8月18日(月)より予約受付を開始いたします。

■2.五月病に負けない体を作りましょう
五月病の症状(一例):
・無気力
・不安感
・食欲不振
・イライラ
・頭痛やめまい
・睡眠不足(不眠)

新年度を迎える4月は何かとストレスをため込み、5月頃になって、心と体の疲れが様々な症状として現れてくる人が少なくありません。
いわゆる五月病を予防(軽減)するためには、1つ目に「バランスの良い食事を摂る」こと、2つ目に「早寝早起きを心がけて十分な睡眠を取る」こと、3つ目に「適度に運動を行う」ことが大切です。今回は食事の点から、五月病に負けない体作りのポイントを紹介します!
五月病になると、幸せホルモンとよばれる“セロトニン”が少なくなると言われています。セロトニンは、ストレスに関する脳内の神経伝達物質の1つであり、精神を安定させる働きがありますが、直接食物から取り入れることができません。そのため、セロトニンの材料となる「トリプトファン」や「ビタミンB6」、セロトニンと同様の働きをする「GABA(ギャバ)」を多く含む食品、またストレスによって消費されてしまう「ビタミンC」を多く含む食品を積極的に取り入れるようにしましょう。

◇トリプトファンを多く含む食品
身の肉や魚、卵、納豆や味噌、豆腐などの大豆製品、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、ナッツ類、バナナ など

◇GABA(ギャバ)を多く含む食品
発芽玄米、漬け物やキムチ、納豆などの発酵食品、トマト、なす、かぼちゃ、じゃがいも、バナナ、カカオ など

◇ビタミンB6を多く含む食品
鶏むね肉やささみ、レバー、マグロ、サケやサバ、サンマなどの魚、焼き海苔、ニンニク、ナッツ類 など

◇ビタミンCを多く含む食品
ブロッコリー、パプリカ、カリフラワー、ほうれん草、じゃがいも、イチゴ、キウイ など

※GABA:γ-アミノ酪酸(Gamma-AminoButyricAcid)の略であり、神経伝達物質のひとつ。
慢性的なGABAの不足は体にとって緊張状態が続くことから、様々な不調をきたす原因となる。

問合せ:上板町保健相談センター 保健師
【電話】088-694-3344