- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県上板町
- 広報紙名 : 広報かみいた 令和7年10月1日号 第328号
■普通会計
歳入:58億8,939万円
歳出:53億8,436万円
差引:5億503万円翌年度へ繰越
令和6年度の決算がまとまり、第3回定例会に提出しました。
本町の財政は、町税等の自主財源が少なく、国や県に依存している財源構成となっております。
主要な事業としては、上板中学校体育館空調設備整備事業、橋梁長寿命化計画による橋梁修繕工事、木造住宅耐震化促進事業補助金、浄化槽設置整備事業補助金、地域おこし費などの地域活性化施策の推進や、価格高騰重点支援給付金や、障害者自立支援給付費など生活者支援と福祉の向上のための事業を実施しました。
地方債残高は29億3,388万円と昨年度より2億7,020万円減少し、また、基金残高は1億6,913万円積み立てし29億7,028万円となりました。前年度と比較し交付税等が増収したため、経常収支比率は1.9ポイント改善し83.9%になりましたが、普通交付税の影響を強く受けているため、楽観はできない状況です。今後、行財政改革を積極的に推進し、中長期の財政計画に基づき、必要な事業は優先的に順位を付け計画的に事業を執行し、住民福祉の向上に努めてまいります。
◇町民1人当り
約104,500円の町税を納めて頂き、約487,100円の支出をし、その内訳は次のとおりです。

(内 人件費105,300円)
(※令和7年3月末住民基本台帳登録人口11,054人で算定)

※普通会計とは、一般会計と住宅新築資金等貸付事業特別会計とを合わせたもので、地方財政状況調査(決算統計)の分類に沿ったものです。
※普通建設事業費、繰出金、物件費、扶助費の中には、職員給料等が一部含まれています。
問合せ:総務課
【電話】088-694-6801
■国民健康保険特別会計
令和6年度の歳入合計は14億7,369万3千円、歳出合計は14億4,274万3千円となっています。
その内訳は図のとおりで、歳入歳出差引残額3,095万円が令和7年度へ繰越となりました。
令和6年度決算においては、医療機関等へ支払う保険給付費(療養の給付等に要する費用のうち上板町国民健康保険負担分)の総額が、国民健康保険加入者の皆様から納付いただいた国民健康保険税の約5.6倍になっている状況です。
国保加入世帯数:1,536世帯
被保険者数:2,302人
1人あたり保険税:83,297円
1人あたり保険給付費:470,434円

◇歳入の部

◇歳出の部

年度末基金保有額:112,424,275円
問合せ:健康推進課
【電話】088-694-6810
■後期高齢特別会計
歳入合計は、2億293万6千円、歳出合計は1億9,889万9千円となっています。
その内訳は図のとおりで、歳入歳出差引残額403万7千円が、令和7年度へ繰越となりました。
医療にかかる費用のうち、窓口負担を除いた分を公費で5割、若い世代の保険料で4割、高齢者の保険料で1割という負担割合で運営しています。
申請や届け出の受付は、役場健康推進課で行っております。
被保険者数:2,227人
総医療費:2,228,006千円
一人当たり医療費:1,000,452円

◇歳入の部

◇歳出の部

問合せ:健康推進課
【電話】088-694-6810
