- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県三豊市
- 広報紙名 : 広報みとよ 令和7年6月号
4月21日(月)から、農水産物の販売促進や農水産業の振興に取り組む地域おこし協力隊として、新たに森下実さんが着任しました。
三豊にはさまざまな農水産物があるものの、特徴的な地域の魅力として上手く活用できていないなどの課題を解決すべく、農水産物に高付加価値を付け、全国への売り出しを進めることで、農業の収益性を高めることをめざします。
三豊市に来るまでは、都内で、花卉(かき)関連の卸売・小売会社で新規顧客の開拓や新商品の開発などに携わり、マネージャーとして事業所の管理も担ってきた森下さん。
任命式で伺った、就任の経緯や今後の展望などをご紹介します。
■修学旅行で見た瀬戸内海に感動し、憧れの地に
″高校生のときに修学旅行で初めて香川県を訪れ、そのときに見た瀬戸内海の美しさが忘れられず、それ以来、自分にとって憧れの地になりました。「いつか移住したい」と思っており、今回地域おこし協力隊に応募しました。実際にこちらに引っ越して沿岸部を散策すると、とても気持ちのいいところだなと実感しています〟
■生産者の声を消費者へ
″三豊市はマーガレットの生産量日本一を誇るということで、名前はもともと知っていました。これまで多くの生産農家や圃場(ほじょう)を訪問してきた経験を生かしながら、どんどん外に出て、地域の農業者の皆さんと関わり、生産者の声を消費者へ届けられるように取り組んでいきたいです〟
″流通経路の開拓や価格差の穴埋め、全国へ売り出していくための商品アドバイスなどができればと思っています。また、朝市や青空市などのイベントも開催したいです〟
農水産業者の皆さんと一緒に、三豊の農水産業に新たな風を吹かせてくれることが期待されます。
Minoru Morishita
東京都品川区出身。神奈川県のスーパーマーケットで、花部門の立ち上げや責任者として従事。その後も、都内の花卉(かき)関連の卸売会社などで新規顧客の開拓や新商品の開発などを進めた実績を持つ。菌床(きんしょう)シイタケの栽培や販売の経験もあり。
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任命式では、綾副市長から「民間企業で培ったノウハウを生かして地域を盛り上げてほしい」と激励の言葉を受けました
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地域の農業従事者の皆さんと関係やつながりを作るために、積極的に市内各地へ出向く森下さん。この日は、山本町の風の谷ファームのタマネギ畑で、採種タマネギの誘引作業を体験しました
問い合わせ:農林水産課
【電話】73–3040