- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県今治市
- 広報紙名 : 広報いまばり 2025年8月号
[代表作]
◎広島平和記念公園
広島を「平和を創り出す工場(ばしょ)」にしなければならないという強い想いで、1949年のコンペで1等入選。公園には、原爆ドームに向かって、資料館や慰霊碑などが一直線上に配置されています。広島の戦後復興、人類の平和の象徴として、被爆地からのメッセージを世界に発信しています。
◎国立代々木競技場
1964年の東京オリンピック開催のために建てられた国立代々木競技場は、革新的な吊り構造が特徴です。曲線を生かした美しいフォルムと機能性は、「これほど美しい建築は見たことがない」と絶賛され、世界的にも高く評価されました。2021年には国の重要文化財に指定されています。
◎香川県庁舎
1958年に完成した香川県庁舎旧本館・東館は、ピロティや屋上庭園などを設け、県民に開かれた建築として設計されました。機能性と美しさを両立させたデザインや、自然光を巧みに取り入れた構成は、戦後モダニズム建築の金字塔とされ、2022年には全国で初めて戦後庁舎として国の重要文化財に指定されました。
◇MAP
今治には丹下健三氏のほか、伊東豊雄氏、原広司氏、隈研吾氏といった世界的建築家が手がけた建物が点在しています。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
◇EVENTS
・8/2(土)~9/28(日)玉川近代美術館
・8/2(土)~9/4(木)河野美術館
・8/2(土)~9/28(日)今治市民会館
9/13(土)11:00~14:20(予定)
令和7年度 丹下健三顕彰シンポジウム
建築と日本文化/丹下健三に学ぶ未来へ向けたまちづくり
「世界のタンゲ」と呼ばれた建築家・丹下健三先生を顕彰し、今治のまちづくりのあり方を考えるとともに、日本の建築と文化の魅力を今治から世界へ発信するためのシンポジウム。
場所:公会堂
内容:
・11:00~ 第1部 対談「建築と日本文化」隈(くま)研吾(けんご)氏×木村宗慎(そうしん)氏
・12:00~13:00(昼休憩)
・13:00~ 第2部 シンポジウム「丹下健三に学ぶ未来へ向けたまちづくり」
パネリスト/隈研吾氏、丹下憲孝(けんこう)氏、市長
コーディネーター/豊川斎赫(さいかく)氏
定員:900人(先着)
入場料:無料(予約制)
申込先:8月4日(月)8:30から右記申込フォーム(本紙参照)または、電話か、はがきで「南海放送株式会社イベントプロモーション部丹下健三顕彰シンポジウム事務局」(〒790-8510愛媛県松山市本町1-1-1)へ
問合先:南海放送株式会社イベントプロモーション部
【電話】089-915-0909