くらし 老いも若きもレッツちむに~!(1)

お手玉を手に、子どもも大人も真剣勝負!世代を問わず夢中になれる軽スポーツが、新居浜で誕生しました。その名も「ちむに~ぼ~る」。金子地区の住民が考えた、新しくもどこか懐かしい軽スポーツです。スポーツ教室や体験授業などを通じ、その魅力はじわじわと広がっています。
ルールはいたってシンプル。工場をイメージした箱に向かい、1.4m離れた場所から4つのお手玉を投げて点数を競います。激しい動きがないため、お年寄りにも取り組みやすいのが特徴です。
実はこの競技、地域に根付く文化や歴史を体現しているんだとか。ご当地色あふれる、ちむに~ぼ~るの魅力に迫ります!

■軽スポーツ
運動量やルール、疲労度などが他のスポーツに比べて軽めで、年齢や性別、障がいの有無などを問わず、誰でも気軽に楽しめるスポーツ競技の総称です。介護予防にも取り入れられています。

■4つをミックス
握る、集中する、投げる、数える、楽しむ。
健康づくりにも一役買っている「ちむに~ぼ~る」は、令和6年に誕生しました。その背景には、新居浜ならではの4つの要素がありました。

1 工業都市
新居浜は、江戸時代の別子銅山開坑によって繁栄した四国屈指の臨海工業都市。沿岸地帯には工場群が帯状に並んでいます。そんな製造業のまちを象徴するのが、煙突(CHIMNEY:チムニー)です。

2 新しいをチカラに
市のシティブランド戦略「Hello!NEW新居浜」のブランドエッセンスは、「新しいをチカラにするまち」。今までもこれからも、そんな町であってほしいとの思いが込められています。それを体現する、新しい軽スポーツの誕生です。

3 SDGs
本市は令和4年に国から「SDGs未来都市」に選定され、SDGs達成に貢献できるまちを目指しています。ちむに~ぼ~るは環境に配慮(リユース)した用具を使った、健康とつながりを創るゲーム。SDGsへの取り組みの一つです

4 お手玉
お手玉(BALL:ボール)の普及に尽力している全国組織「日本のお手玉の会」発祥の地です。お手玉文化による町おこしを図ろうと、平成4年に創立されました。市内外で「全国お手玉遊び大会」も開かれました。

■interview
▽狭い場所でも、手軽にできるスポーツ
金子校区・体育振興会 藤田 明美 会長

スポーツアメリカ発のパーティーゲーム「コーンホール」を見て、これなら体育館を借りなくても狭い場所でできる!とひらめき、体育振興会で提案しました。早速道具を購入しましたが、形が統一されておらず、重くて高額。もっと手軽にできるようにと、自分たちで考案したのがちむに~ぼ~るです。
楽しいのはもちろん、普段使わない腕の筋肉や握力が鍛えられ、採点をすることで頭の運動にもなります。道具は自分たちで手軽に作ることができます。これから広く浸透して、多くの皆さんと一緒に楽しめたらいいなと思っています。