くらし 老いも若きもレッツちむに~!(2)

■ルール
準備するもの:
・使用済みの段ボール
・バドミントンシャトル(羽根)の空筒
・お手玉

(1)まずは、じゃんけんで先攻・後攻を決めましょう。
(2)ボール(お手玉)は、1ターン4個。交互に投げ合います。
(3)1ターン終了後、相手の点数を差し引いた点数が得点になります。
(4)どちらかが11点になった時点で試合終了です。
※詳細は本紙をご覧ください。

■駆け引きが大事
ちむに~ぼ~るの魅力の一つに、駆け引きがあります。着実に1点を取るためルーフボールを狙う人、チムニーボールで一気に点数を稼ぐ人、はたまた対戦相手の手玉を落とすという人も。作戦次第で勝負の行方が変わっていくのも、熱くなるポイントです。
8月に行われた三世代交流大会は、「世界大会」と銘打ち、大学生から80代まで幅広い世代が対決。年齢の壁も何のその、互いに駆け引きしながら、白熱した戦いを展開していました。

■ちむに~、やってみた
世界大会の隅っこで、「エキシビションマッチ」として挑戦させてもらった。スポーツは苦手。でもルールは簡単だからとちょっと侮っていた。箱の上くらい、簡単に乗るだろう、と。
いざやってみると、投げても投げても斜めに飛んでいき、かすりもしない。なぜだ、なぜ真っすぐ飛ばない…。思ったより筒の穴は小さく、入る気がしない。その間、対戦相手は地道に点数を重ねていく。とどめにチムニーボールをお見舞いされ、10分もたたず試合終了。惨敗した。
普段あまりしない動きだからか、運動不足がたたったか、腕とふくらはぎが軽く筋肉痛だ。とはいえ、運動嫌いでもこのくらいなら楽しくできそう。リベンジに向け、この冬は猛練習に励もうか。

■次世代へつなぐ
10月1日、金子小学校では2年生児童が軽スポーツ交流会でちむに~ぼ~るを体験しました。最初に、審判を務めた金子地区住民が手ほどき。子どもたちはグループに分かれ、「熱闘」を繰り広げました。「チムニーボール」が成功するたび、仲間と顔を見合わせて大はしゃぎ。体育館に明るい声が響き渡りました。
年の差があっても、体が動かしづらくても、計算が苦手でも、運動が嫌いでも、時間を忘れて熱くなってしまう。一投終えるたびに喜んだり、悔しがったり。いつの間にか笑顔の輪が広がっている。そして、押し付けではなく自然と、その背景にある地域への思いを肌で感じられる。それが、ちむに~ぼ~るです。
金子地区から市内全域へ、そしてゆくゆくは世界へと広がっていく。そんな未来、遠くはないかも?

■ここにハマった!
・いっぱい友達と(対決)できたし、みんなで仲良く協力してできたのが楽しかった。またやってみたい!…青木響也君(金子小2年)
・真ん中の筒に入ったり入らなかったり、上にのったりするのが、すごく楽しい。筒に3回入ってうれしかった!…加藤咲恵さん(金子小2年)
・体格の有利不利があまりなく、どんな人でも平等にできる。落とす落とさないの駆け引きが面白いなと思った。…大西健豊さん(20)
・入った時はスカッと、入らない時はショック。せっかく入れても同点なら0点に。ハラハラ、ドキドキが楽しい!…青木八千代さん(82)

問合せ:シティプロモーション推進課
【電話】65-1251