- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)10月号
市ゆかりのイーガ-ビーバー(熱心ながんばりやさん)を紹介します。
■ランバイクの全国・国際大会で栄冠
真鍋 碧一(あおい)ちゃん(5) 泉幼稚園
ペダルのない二輪車に乗り、足で地面を蹴って進むランバイク。碧一ちゃんは5歳にして、愛知県での全国大会、台湾での国際大会に出場し、立て続けに頂点に輝きました。
ランバイクを始めたのは3歳の時。父の浩紀さんに誘われて参加した大会で、ランバイクの楽しさに触れたのがきっかけでした。その2カ月後には頭角を現し、約200人が出場した大会で準優勝。親子で競技にのめり込むようになりました。もっと速くなりたいと、滋賀や大阪を拠点とする強豪チームに所属。月に2回遠征し、仲間たちと切磋琢磨しています。
碧一ちゃんの持ち味は、レース後半での脚力の強さ。毎日2時間、浩紀さんと足の回転数を上げるためのトレーニングを欠かさず、脚力に磨きをかけています。
次なる目標は、「全日本ランバイク選手権シリーズ」年間ランキングで1位になることです。現在は3位と、もうひと踏ん張り。地を蹴る足にも力が入ります。
■古里での試合に臨むプロボクサー
竹本 悠晏(ゆあん)さん(22) 寝屋川石田ジム所属
10月5日(日)、伊予市で開催される試合「伊予の陣~愛媛から世界へ Vol.1~」を前に帰郷。「自分の戦いができればKOで勝てるはず」と意気込んでいます。
幼い頃から拳法や空手に打ち込んできた竹本さん。角野中3年の時、パンチ力を磨くためボクシングの練習に参加しました。空手とは違うパンチの感触に魅了され、ボクシングに転向。中学卒業後はボクシングを極めたいと、当時日本一だった大阪の強豪校に進学しました。大学入学後もプロになる夢が諦められず、1年で中退。プロテストを受け、一発合格でプロデビューを果たしました。
2023年のデビュー戦から2戦2勝(2KO)と好調なスタート。10月は古里・愛媛での初めての試合となるだけに、気合も一層みなぎります。
「みんなが知ってくれる選手になりたい。『ボクシングといえば悠晏』というのが理想」と笑顔。プロを目指す子どもたちに「何事も諦めないのが一番」とエールを送りました。