その他 未来を拓く~次代へつなぐ~NEXT GENERATION

認定こども園 悠園
主任保育士 城戸麻美(あさみ)さん

小6と小3の男の子の母。勤務後や休日は、息子たちのサッカーの送迎や応援に奔走し、自慢のお母さんでありたいと日々前向きに取り組んでいる。

■交流の中で育む、思いやりや自信
私は昔から絵を描くことが好きで、その特技を生かせる仕事がしたいと保育士を目指しました。高校卒業後に短大で保育を学び、悠園に入社して今年で22年目になります。
当園では、園内だけでなくさまざまな人との交流を大切にしています。特に高齢者グループホームとの交流は20年以上続いており、コロナ禍では活動が制限されましたが、「どうすれば続けられるか」と職員同士で話し合い、タブレットを使ってリモート交流を始めました。その後、子供たちが「何かプレゼントしたい」と、手作りしたものを保育士が届けた際、入所者の方が「ありがとう」と喜んでくださり、その様子を動画で見た子供たちが「次は何しよう」と考える姿が見られました。
コロナ禍が明けて訪問が再開された際には、一緒にぬり絵をしながら利用者の方の手をそっと握ったり、アイコンタクトを取りながら自然に寄り添う姿が見られました。子供たちは状況を受け止め、自ら考え行動する中で自信をつけていきます。その経験を通して自尊心が育まれ、自分を大切にしながら、友達にも優しくできる子に成長していると感じています。
現在は、散歩の途中にグループホームを訪ねたり、逆に利用者の方を招待したり、体調に応じてリモートでつながったりと、日常の活動の中で頻繁に交流ができています。
こうした取り組みを、大洲市人権・同和教育研究大会で発表し、昨年は11月開催の全国大会でも報告する機会を頂きました。また、若い保育士の相談に乗ったり、アイデアが形になるよう支えることも私の役割だと思っています。母としての経験を生かし、保護者の気持ちに寄り添う姿勢も大切にしています。
卒園児が園に遊びに来てくれたり、「先生が担任でよかった」と保護者の方から言っていただけたりする瞬間に、保育士になってよかったと感じます。これからも子供たちの成長に寄り添いながら、私たち保育士も学び続けていきたいと思っています。