その他 (特集)起業にチャレンジ!高校生たちの7カ月間(2)

■これが私たちの考えたビジネスプランです!
個々が考案したプランを検討し、最終的に5つのビジネスモデルに絞り込み、各グループが事業計画に磨きをかけました。
1月25日(土)には肱南地区でチャレンジ出店し、それぞれの商品やサービスを販売しました。
どの店舗も多くの人で賑わい、評判も上々。高校生たちは自分たちのアイデアに手ごたえを感じるとともに自信が持てたようです。
7か月の期間中にさまざまな学びを得た高校生たち。悩み、考え、協力し合ったこの経験はきっと若者の未来への歩みに大いに役立ってくれるはず。
大洲市では今年度もこのチャレンジプログラムを開催予定です。高校生のみなさんの挑戦をお待ちしています。
最後に各グループのビジネスプランの内容をご紹介します。

(Aグループ)
ビジネスプラン名…おにぎり自動販売機でご当地ランチ
Aグループは自分たちの学校の昼食環境向上を目指す取組として、社会人や学生のための栄養バランス抜群のおにぎりを自動販売機で手軽に手に入れられるヘルスケアサービスを考案。
新しいランチの選択肢を提供しました。

(Bグループ)
ビジネスプラン名…猫の果実夢ゼリー
女性2人のBグループは、スイーツ好きな女性をターゲットに大洲の新鮮な果実を使った猫型のゼリーをメインにした癒しカフェを古民家の村上邸を舞台に企画。
規格外のイチゴを使うことでサステナブルにも取り組みました。

(Cグループ)
ビジネスプラン名…「こ」がつながる コワーキングスペース
アクトピア大洲の閉館などにより、汽車待ちの高校生たちの居場所がなくなることに注目したCグループは、老若男女のコミュニティスペースとして利用できるコワーキングスペースができないかと考えました。チャレンジ出店では大洲イノベーションセンターを仮のスペースとして世代間の交流会を開催しました。

(Dグループ)
ビジネスプラン名…作ろう!おもしぐれキット
大洲銘菓「しぐれ」の知名度を上げようと、Dグループが開発したのは自分でしぐれが作れるキット「おもしぐれ」。通販も視野に入れたこのキットはお土産にも最適。このキットを通してしぐれだけではなく大洲そのものにも興味を持ってもらうことが狙いです。

(Eグループ)
ビジネスプラン名…Wisteria
さまざまなファッションに興味のある若者に向けて、大洲発のアパレルブランドを立ち上げようとチャレンジ。
ブランド名の「Wisteria」は英語で大洲市にゆかりのある植物「藤」を意味します。パーカーやスウェットは、やはり若い世代に人気の商品となりました。