- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年9月号
■魅力いっぱい、南予の夏旅
「えひめ夏旅なんよキャンペーン」のオープニングセレモニーが7月1日(火)、大洲城で開催されました。
主催者を代表して、南予広域観光プロモーション協議会会長の中村知事が「自然豊かな宝物が詰まった南予エリアの魅力を伝えるため、今後は2年に1度、季節を限定した定期キャンペーンを行っていく。そのスタートとなる今回はアクティブな体験を核に、多くの人に南予の魅力を味わってもらい活性化につなげたい」とあいさつしました。二宮市長は「大洲城と臥龍山荘、清流肱川は市民にとって宝物。大洲城ナイトツアーや朝の臥龍山荘を独り占めできる企画を開催する。大洲のうかいもあわせて大いに楽しんで欲しい」とアピールしました。
キャンペーンは9月30日(火)まで開催され、宿泊や体験コンテンツに使える割引クーポンの発行、豪華景品があたるデジタルスタンプラリーなど、お得で楽しいおもてなしが盛りだくさん。この機会に南予の魅力を再発見してみてください。
■新しい地域おこし協力隊員が着任
7月1日(火)、新しい地域おこし協力隊となる稲田侑治(ゆうじ)隊員の辞令交付式を行い、二宮市長から辞令が手渡されました。稲田隊員は千葉県出身の33歳。これまで主に薬剤師として勤めてきましたが、以前から興味のあった「食」に関する活動をしたいと地域おこし協力隊に応募しました。
今後は新規就農支援や6次産業化、グリーンツーリズム振興の支援業務を行いながら、新規就農のほか自身が栽培した作物での商品化や販売などに挑戦していきます。
■豪雨災害犠牲者へ追悼の献花台
平成30年7月に発生した豪雨から7年を迎え、災害で犠牲になられた方々に哀悼の意を表するため7月7日(月)、市役所に献花台を設置しました。
この日は9時30分のサイレンに合わせて黙とうを捧げた後、二宮市長が哀悼の言葉を述べ、参列者が献花を行いました。参列者は、犠牲者の冥福を祈るとともに、安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組むことをあらためて誓いました。
■元気に海開き
長浜海水浴場の海開きに合わせて期間中の無事を祈る安全祈願祭が7月11日(金)に行われました。祈願祭には地域の関係者などが参加し、玉串を捧げながら事故が無いように祈りました。祈願祭の後は長浜こども園の年長の園児7人が初泳ぎ。少し冷たさの残る海水に悲鳴を上げながらもすぐに慣れ、水をかけ合うなどして楽しんでいました。
大洲市観光協会長浜支部の加藤裕介(ゆうすけ)支部長は「事故がないよう運営していきたい。暑い日が続くが、長浜海水浴場に足を運んで欲しい」と話していました。
■認知症カフェ「八重の桜」初開催
7月18日(金)、認知症カフェ「八重の桜」が、八多喜町の泉屋を会場に初めて開催されました。認知症カフェは、認知症の人やその家族、地域住民などが気軽に参加し、交流や相談ができる集いの場です。
当日は、ケーキやコーヒーを囲みながら、参加者同士がリラックスした雰囲気の中で語らい、昔話に花を咲かせる場面も見られました。相談できる専門職が寄り添い、会場には自然な笑顔が広がっていました。
参加者からは「気軽に話せてうれしい」「また来たい」といった声が聞かれ、地域に新たなつながりが生まれる貴重な機会となりました。今後は、他の地域でも開催できるよう検討していきます。
■暑い夏はプールで乗り切る
平野運動公園プールが7月19日(土)に開園し、オープニングイベントが行われました。イベントでは主馬神伝流(しゅめしんでんりゅう)保存会による古式泳法の披露とお菓子まきが行われ、参加した子供たちは大喜びでお菓子を拾っていました。
この日は日差しの照り付ける暑さも相まって多くの人がプールを訪れ、夏の一日を過ごしていました。
運動公園プールは8月31日(日)まで利用できます。