- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年11月号
■これからもたくさん読書してね
平成21年のオープン以来、大洲市立図書館の入館者が200万人を達成し、8月26日(火)、記念セレモニーが開かれました。記念すべき200万人目の入館者となったのは、東大洲在住の三好五月花(さつき)さんと小学3年生の啓太(けいた)さん親子。セレモニーでは、二宮市長から、花束や記念品の目録、図書カードが送られました。
啓太さんは「本が好きなので200万人目になれてうれしい。これからも図書館に通って、たくさん本を読みたいと思う」と笑顔で語ってくれました。
■今年もいもたきをいっぱい食べるぞ
いもたきシーズンの幕開けを告げる「いもたき初煮会」が、8月29日(金)に肱北河原・緑地公園で開かれ、約千人が来場しました。今年も大洲市青年農業者協議会「アグルビト」が限定500食のいもたきを販売するなど、多くの屋台が立ち並びました。
会場では、臥龍太鼓やよさこい演舞など多彩な催しも繰り広げられ、来場者は肱川の恵みで育ったサトイモを味わいながら、仲間や家族と楽しいひと時を過ごしました。
9月27日(土)には、大洲市青年農業者協議会(アグルビト)の企画による「いもたきな夜~大洲肱川のほとりで~」が開催されました。いもたきやクラフトコーラ「ぞぶる」の販売やお菓子撒き、ボールすくいなど、子供が喜ぶイベントも実施されました。
会場には無料の「TATAMI(たたみ)エリア」、「プチキャンプエリア」が設けられており、来場者はいもたきを食べながら肱川の風を感じ、子供から大人まで秋の夜長を楽しんでいました。
■山車も衣装もこだわった仮装行列!
大洲高校藤樹祭の名物行事「仮装行列」が、9月5日(金)に行われました。今年はアクトピア大洲の閉店に伴いコースを変更し、大洲農業高校を折り返し地点として市内を練り歩きました。
沿道には園児や小学生らが集まり、クラスごとに趣向を凝らした仮装や山車を、目を輝かせて見つめていました。地域のみなさんも一生懸命がんばる高校生たちへ温かいまなざしを送っていました。
■30年ぶりの大改修、大洲の宝を次の世代へ
国重要文化財「臥龍山荘不老庵」のかやぶき屋根ふき替え工事の概要説明会が、9月9日(火)に開催されました。臥龍山荘は木蝋(もくろう)貿易で富を得た河内寅次郎(とらじろう)が約10年の歳月をかけて築いた数寄屋(すきや)造りの別荘建築で、平成7年度に実施した大改修以来、約30年ぶりの工事となりました。
工事期間中は不老庵に入ることはできませんでしたが、昔ながらのかやぶき屋根の伝統工法が見られる貴重な機会となりました。
■100歳を迎えるみなさんに記念品を贈呈
大洲市では毎年、100歳を迎える高齢者のみなさんに記念品を贈呈しています。9月17日(水)には、市長が今坊地区の洲尾幸子(さちこ)さんに、お祝い状と記念品を手渡しました。洲尾さんは、遠方に住むご家族と電話で話したり、テレビで野球の大谷翔平(しょうへい)選手を見るのを楽しみにされています。元気で長生きする秘訣を尋ねると「安心して家族と一緒に居られること!」とうれしそうに答えてくれました。
市内で100歳以上の人は9月末現在で67人です。
■地域への応援ありがとうございます
明治安田生命保険相互会社による「私の地元応援募金」の寄附受納式が9月30日(火)に行われ、松山支社大洲営業所長の德野翔(しょう)さんらが市役所を訪れました。同社は、地域の課題解決に向けた取り組みとして「みんなの健活プロジェクト」と「地元の元気プロジェクト」を展開しており、従業員による応援募金に企業分を加えて毎年寄附をいただいています。
今回の寄附金は、市民の健康増進や介護・認知症対策、子育て支援のために大切に活用します。
■迫力の風を感じて!肱川あらしで大洲をPR
肱川あらしが発生する時期に毎日発生予報を発信するなどPR活動を続けている「肱川あらし予報会」のみなさんが、10月1日(水)に市役所を訪れ、二宮市長に昨シーズンの活動を報告しました。
今シーズンは、昨年に続き(一社)キタ・マネジメントと連携し、肱川あらしを活用した体験プランを展開していく予定で、発生しなかった場合に備えてリカバリープランの強化に取り組みます。会長の濱田さんは「長浜大橋付近では15~20メートルの風が吹く。ぜひ肱川あらしの風を体験してほしい」と呼びかけました。
