- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年11月号
明治維新以降、生糸、緑茶などを主力とする日本の輸出品は、主に横浜港や神戸港を中心に輸出されるなか、その貿易で発展する神戸において製茶、樟脳(しょうのう)や木蝋(もくろう)の貿易に力を注いだのが池田貫兵衛(かんべえ)です。貿易業で利益を得た貫兵衛は、日本で二番目となる電燈会社「神戸電燈株式会社」の社長に就任するなど数々の事業に携わりながら、神戸の発展に尽力しました。
また、河内寅次郎(とらじろう)は、池田貫兵衛とともに木蝋精製会社「喜多組」を設立し、初めて全国的な木蝋生産組織「大日本木蝋会」を発足させるなど、木蝋業界で名を馳せた人物です。
今回は、明治維新以降近代化を進める日本において、神戸を拠点に活躍した新谷出身の池田貫兵衛と河内寅次郎の二人に焦点を当てて紹介します。
会期:令和8年1月18日(日)まで
時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:毎週月曜日(祝日と重なる場合は翌日)
会場:4階展示室特別展コーナー
〇解説会を行います
展示解説会:12月14日(日)13:30~
※詳細は博物館へお問い合わせください。
問い合わせ先:大洲市立博物館
【電話】0893-24-4107
