- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2026年2月号
■若くても要注意!気をつけたい尿もれ
くしゃみをした時や重い物を持った時など、ふとした瞬間に起こる尿もれ。加齢による筋力低下や膀胱・尿道の病気など、考えられる原因はさまざまです。しかし、『まだ若いから大丈夫!』と思っている人も油断は禁物。慢性的な運動不足で、十分に筋肉が発達していない若者も多く、10代から尿もれに悩むケースも少なくありません。生活習慣や自律神経の乱れ、ストレスや座る時間が長いことなどさまざまな問題により、若年層でも尿もれリスクがあります。
◆尿もれの種類
◇切迫性尿失禁
尿がさほど溜まっていないにも関わらず、急な強い尿意を感じ、我慢しきれずに尿がもれてしまう状態です。過活動膀胱や膀胱結石などの原因により、膀胱自体が無意識に収縮することで起こりやすくなります。日常生活の見直しや内服治療などで改善する場合があります。
◇溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
自分の意思では尿が出せず、膀胱いっぱいに溜まった尿が徐々にもれてしまう状態です。前立腺肥大や膀胱収縮力の低下などの原因により、尿が出にくくなる排尿障害が生じ、膀胱内の残尿があふれてしまうことで起こります。放置すると腎臓の機能低下が進み、透析が必要になる場合もあるため、すぐに病院を受診してください。
◇機能性尿失禁
膀胱や尿道自体に問題がないにも関わらず、認知症や運動機能障害などにより、トイレに間に合わずに尿がもれてしまう状態です。排尿機能は正常であるため、生活環境や介護方法の見直しにより、改善する可能性があります。
◇腹圧性尿失禁
咳をした時や体を起こした時など、お腹に力が入った時に意図せず尿がもれてしまう状態です。加齢や肥満、運動不足などの原因により、膀胱や周りの筋肉を支えている骨盤底筋が緩むことで起こりやすくなります。腹式呼吸や骨盤底筋体操を実施することで改善する可能性があります。
◆尿もれ対策に効果的な動作・運動
尿もれを防ぐためには、骨盤の底にハンモックのように広がり、内臓を下から支えている「骨盤底筋」という筋肉群を鍛えることが効果的です。即効性はありませんが、毎日続けることで尿もれの予防・改善が見込めるため、ぜひやってみましょう。
◇腹式呼吸
(1)椅子に深く座り、足裏を床につけ、背筋を伸ばす。
(2)両手をおなかに当て、鼻から大きく息を吸う。この時、おなかが膨らんでいることを意識する。
(3)息を吸う時の2倍の時間をかけて、口からゆっくりと吐き出す。
◇骨盤底筋体操
(1)仰向けに寝転び、足を腰の幅に広げる。足裏をしっかりとつけた状態で膝を立て、両手は体の横に添える。
(2)息を吸いながらお尻を持ち上げ、肛門と尿道をキュッと力を入れるように締め、5秒維持する。
(3)息を吐きながらゆっくりとお尻を下ろし、全身の力を抜く。
◆いざという時のために!エチケット用品
長時間の移動や運動の際など、なかなかトイレに行けない場合も少なくありません。『トイレが心配だから外出が苦手』という方もいるのではないでしょうか。そんな時に活躍するのが、吸水シートや吸水ショーツなどのエチケット用品です。性別や吸水量、素材や目立ちにくさなど、幅広い選択肢から選べるよう各メーカーから多数の商品が販売されています。自分に合ったエチケット用品を利用することで、毎日を快適に過ごしましょう。
◆出前講座
エチケット用品のことや使用方法などに関する出前講座を行っています。お困りのことがありましたら、お問い合わせください。
問い合わせ先:上島町地域包括支援センター
【電話】76-2261
問合せ:
・生名支所健康推進課【電話】74‒0911
・魚島保健福祉センター【電話】74-1120
