くらし News and Information(1)

■面河山岳博物館 展示・イベントのご案内
▽企画展「えひめの外来生物」
共催:愛媛県立衛生環境研究所 生物多様性センター
期間:4月26日(土)〜6月22日(日)
入館料:一般300円、小中学生150円

外来生物とは「元々その地域には生育していなかったが、人間によって他の地域から持ち込まれた生物」のこと。多くは生態系や私たちの生活に大きな影響を与えることなく生きていますが、皆さんもよく知っているウシガエルやブラックバスなど、地域固有の生物多様性や農林水産業に悪影響を及ぼすものは特定外来生物に指定され、厳密な管理が求められています。
今回の展示ではこの特定外来生物について多数の標本を展示し、その姿や愛媛県での分布、被害状況などを解説します。

▽同時開催‼石鎚国定公園指定70周年記念イベント
「石鎚山の昆虫」
在来種の宝庫である石鎚山における昆虫類を標本(標本箱30点、約2000点)で紹介します。1955年に国定公園に指定された本エリアの生物多様性を知ることができます。

■特別講演会「えひめで問題となっている外来生物〜その脅威と付き合い方〜」
日時:5月30日(金)午後7時〜8時30分
場所:久万高原駅やまなみ 2階ギャラリー
参加費:100円
定員:50名
講師:村上 裕さん(愛媛県生物多様性センター主任研究員)

愛媛の外来生物対策の最前線で活躍する研究員をお招きし、久万高原で特に注意が必要な「観光」と「農業」に関係する外来生物について、最新情報をお話しいただきます。
セアカゴケグモは道の駅やその他観光施設など日本各地から車の出入りがある場所で発見されるかもしれない有毒のクモです。アライグマは既に東温市や西条市で確認されており、県外では農作物への食害が大問題となっています。爆発的な繁殖力をもつ雑草ナガエツルノゲイトウ、屋内に多数が侵入するアルゼンチンアリなど近年、県内への侵入が確認され、久万高原でいつ見つかってもおかしくない種も存在します。これら要注意の特定外来生物について、その脅威と見つけた時の対処方法などを解説します。
博物館まで氏名および電話番号を電話・FAXでお知らせください。
【電話】58-2130【FAX】58-2136
本紙掲載のフォームからも申込ができます。

■久万高原ミュージアムパスポートのご案内
町立久万美術館・久万高原天体観測館・面河山岳博物館に1年間何度でも入館できるお得な共通パスポートです。常設展だけでなく企画展、特別展でもご利用できます。ご利用の際は各館受付でパスポートを提示してください。

購入特典:購入いただいた方にはミュージアム3館の活動や楽しみ方、おすすめイベントなどを紹介するニュースレターをお送りします!
販売価格:

※家族は同居の配偶者および2親等以内の親族の方が対象

お問い合わせ・申込先:
町立久万美術館【電話】21-2881
久万高原天体観測館【電話】41-0110
面河山岳博物館【電話】58-2130

■宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)の運用開始について
令和3年7月に熱海市で発生した大規模な土石流災害を受け、宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)が令和5年5月に施行されました。
このため、愛媛県では、令和7年5月23日に県内の行政区域全域を規制区域に指定し、運用を開始します。
許可または届出対象工事に該当する盛土等を行う場合は、工事を行う前に許可または届出が必要となりますので、書類を作成のうえ、県の窓口へ申請手続きをお願いします。
なお、都市計画法に基づく開発許可を受けた場合は、みなし許可となりますので、開発許可にあわせて盛土規制法の許可申請は必要ありません。
また、規制開始日前から着手している工事中の盛土等については、21日以内に届出の提出が必要となる場合があります。
詳しくは、県ホームページをご確認ください。

問い合わせ先:愛媛県土木部 都市計画課
【電話】089-912-2735

■4月1日から6月30日の間「愛媛県不正大麻・けし撲滅運動」を実施します
中予保健所管内において、令和6年度に不正けしが合計7373本発見されており、発見場所は個人・企業の所有地・田畑・道路・河川・駐車場など多岐にわたっています。その多くは自生の「アツミゲシ」ですが、不正けしと知らずに家庭等で観賞用として栽培されている例も見られます。また、近年20歳代を中心とした若年層の大麻乱用の拡大が顕著となっており、自生大麻による事犯も発生している恐れがあります。
疑いのあるものを発見した場合は保健所にご連絡ください。

問い合わせ先:愛媛県県中予保健所 企画課医療対策係
【電話】089-909-8755