- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県久万高原町
- 広報紙名 : 広報久万高原 2025年6月号
■4月24日(木)「花咲く日学習会」より
4月24日に、入野福祉館において「花咲く日学習会」があり、今治市より西山博さんをお迎えして、「障害は、社会の側にある」というテーマでお話をしていただきました。
さまざまな事象を例にあげ、あってもよい違い(差別ではない)と、あってはならない違い(差別である)とに区別しながら、みんなで考えました。
例えば、点字ブロックは目の不自由な方にとっては大切ですが、車いすを利用する方にとっては不便になるときもあります。
車いすの方が2階へ上がるには、エレベーターがあると便利です。しかし、全ての施設にエレベーターを設置することは施設の構造や費用などさまざまな問題があり、どこでも可能というわけではありません。設置が無理な場合は、周りの人が協力することでその不都合を解消しなければなりません。
人はそれぞれさまざまな困りごとを持っていると思います。年齢を重ねると、これまでできていたことができなくなり、さらに困りごとが増えてくるでしょう。久万高原町でも、さまざまな困りごとを持った方が少しでも住みやすい町にしなくてはなりません。
参加された方は、西山さんのお話を通じて、さまざまな視点で考えていくこと、人権感覚をさらに磨いていくことなどの大切さに気付かされました。
問い合わせ先:教育委員会 生涯学習係
【電話】21-0139(内線333)