くらし 久万高原町の「持続可能な観光づくり」に向けて 前編

■地域活性化起業人制度による観光専門人材を招聘しました

〜地域活性化起業人制度とは〜
都市部に所在する民間企業等と地方圏の地方自治体が、協定書等に基づき、社員を地方自治体に一定期間(6か月から3年)派遣し、自治体が抱える地域課題や戦略的な取り組みに対し、社員の専門的なノウハウや知見を活かしながら即戦力人材として業務に従事することで、地域活性化を図る制度です。

〜ようこそ久万高原町へ〜
久万高原町では本年4月1日より国内旅行会社最大手の株式会社JTBから大寺宏典さんを派遣いただき、(一社)久万高原町観光協会を拠点に「観光戦略プロデューサー」として、ご活躍いただいています。
大寺さんにはこれまで久万高原町が課題としていた「モノ消費」観光からの脱却による「コト消費」や「着地型旅行商品」の企画、販売、対外的なプロモーション戦略の展開、また今後期待されるインバウンド受け入れに向けた体制づくりなどに力を発揮していただいています。

〜自己紹介〜
久万高原町に旅行会社から初めて人が派遣されると新聞で見て、誰が行くのかな〜と人ごとに思っていたら自分でした。
出身は徳島県徳島市で阿波踊りを踊って育ちました。
趣味は剣道と釣り、たまにゴルフです。
公私ともに仲良くしていただければと思います。

〜久万高原町のポテンシャルと課題〜
久万高原町の観光ポテンシャルは非常に高いと思います。
コロナ禍を契機に大きく認知度と人気が高まった四国カルスト、多くの登山客で賑わう西日本最高峰の石鎚山、外国人遍路の来訪客が数多く見られる四国霊場の札所などは、広く知られるところです。
ただ、全国的に見れば、愛媛・久万高原町の知名度は低く、特に四国外での認知度はまだまだです。
また、宿泊施設数、道路や二次交通などすぐには解決できないインフラの課題も多く、観光を通じて関係人口の増加を戦略とするならば、ターゲットを絞った戦略が必要だと感じております。
具体的には、大型バスを利用しての大勢の観光客を一度に受け入れられない環境下であれば、久万高原町ならではの付加価値を付けた体験コンテンツの造成やインバウンドの誘客により、少人数で高単価な観光客の取り込みなどが必要だと考えております。