文化 【ふるさと魅力発信】天体観測館

■ふたご座流星群をみよう
今年も冬の風物詩、ふたご座流星群の時期がやってきました。
「ふたご座流星群」はファエトンという地球に近いところを通る小惑星から放出されたちりがもとになっていると考えられています。この小惑星が通った後に残されたちりが地球に降ってくるため、一晩にたくさんの流星が見えます。
今年のふたご座流星群は、12月14日(日)17時頃に極大(流星群が一番活発なとき)なので、14日の夜に観察するのが良いでしょう。12月14日は半月よりも少し細い月が深夜1時30分頃に昇ってきますが、あまり明るくない細い月のため大きな影響はありません。12月14日夜から15日の明け方にかけて、周りに街灯がなく暗い場所だと1時間に約30〜40個の流星が見えると予想されています。ふたご座は夜暗くなった午後8時頃に東の空に昇ってきますので、午後8時以降から観察すると良いでしょう。
今年のふたご座流星群は条件が良いです。夜はかなり寒くなるため防寒をしっかりとして観察してみてください。(重藤)

▽天文専門員のつぶやき
毎年チャレンジはしていますが、なかなか流星の写真が撮れません。もし綺麗な写真が撮れたらホームページなどにアップしたいと思います。

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【電話】41‒0110【HP】http://www.kumakogen.jp/site/astro/