- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県伊方町
- 広報紙名 : 広報いかた 2026年2月号
(1)運転状況について(令和7年12月末日時点)
伊方1号機(廃止措置)
伊方2号機(廃止措置)
伊方3号機(定期事業者検査実施中)
(2)伊方発電所3号機 非常用ディーゼル発電機3Aの不具合について
伊方発電所3号機は定期事業者検査中において、試運転のため、非常用ディーゼル発電機3Aを起動したところ、排気管付近より異音を確認したため、非常用ディーゼル発電機3Aを停止しました。保修員にて現場を確認し、12月5日10時24分、当該排気管の詳細な点検が必要であると判断しました。
異音を確認した当該排気管付近を点検したところ、排気管伸縮継手に割れがあることを確認しました。
その後、割れがあった当該伸縮継手を予備品に取り替えました。また、当該箇所以外で使用している同じ伸縮継手についても確認を行い、割れなどの異常はありませんでしたが、念のため全数を予備品に取り替えました。
排気管伸縮継手を取り替え後、非常用ディーゼル発電機3Aの試運転を行い、運転状態に問題がないことを確認したことから、12月15日15時14分、通常状態に復旧しました。
(3)青森県において発生した地震について
12月8日23時15分頃、青森県において震度6強の地震がありましたが、この地震による伊方発電所への影響はなく、プラントの安全機能を含め、伊方発電所1、2、3号機に異常はありませんでした。
なお、伊方発電所1、2、3号機は、地震を感知しておりません。
(4)伊方発電所3号機 空調用冷凍機3Bの不具合について
伊方発電所3号機は、定期事業者検査中において、検査を実施中のところ、空調用冷凍機3Bが不調であったため、保修員が確認し、12月16日21時00分、当該機器の詳細な点検が必要であると判断しました。
調査の結果、空調用冷凍機3Bの冷水流量が所定の流量を確保できていないことから、空調用冷凍機3Bが正常に起動しなかったことを確認しました。
このため、空調用冷凍機3Bの冷水流量について、空調用冷水系統内にある流量調整弁を調整し、所定の流量を確保しました。
その後、再度検査を行い、空調用冷凍機3Bが問題なく起動することを確認したため、12月17日15時52分、通常状態に復旧しました。
(5)伊方発電所3号機 空気抜き配管からの水漏れについて
伊方発電所3号機は定期事業者検査中のところ、主蒸気配管とつながっている空気抜きに使用する配管から水が漏れていることを確認しました。このため、保修員が現場を確認し、12月19日13時10分、詳細な点検が必要と判断しました。
その後、当該配管に約35mmの亀裂を確認しました。このため、当該配管を取り替え、通水確認を行い問題がないことを確認したことから、12月20日12時30分、通常状態に復旧しました。
(6)伊方発電所3号機 復水脱塩装置からのイオン交換樹脂の流出について
伊方発電所3号機は定期事業者検査中において、二次系クリーンアップ運転を実施していたところ、復水系統にあるストレーナの内部にイオン交換樹脂が溜まっていることを確認しました。
そのため、保修員が復水脱塩装置の脱塩塔3Dの内部確認をしたところ、ストレーナの内部にあったイオン交換樹脂は、脱塩塔3D内の樹脂が流出したものと考えられることから、12月19日16時18分、脱塩塔3Dの詳細な点検が必要であると判断しました。
脱塩塔3Dから流出した樹脂は復水系統内のストレーナで捕捉できています。
点検の結果、脱塩塔3Dの塔内にある水が流れる配管のフランジ部を接続しているボルトにゆるみがあることを確認しました。このボルトにゆるみがあったフランジ部の隙間からイオン交換樹脂が当該配管内に入り、脱塩塔3Dから流出したものと推定しました。
このため、当該配管の全てのフランジ部について、点検およびボルトの締付けを行い、脱塩塔3Dの通水確認を実施し、イオン交換樹脂の流出がないことを確認したことから、12月23日15時54分、通常状態に復旧しました。
なお、流出したイオン交換樹脂は、復水系統内のストレーナにて捕捉し、全量回収しております。
これらの事象によるプラント及び環境への放射能の影響はありません。
