くらし 人権学習シリーズ 399

■「町見公民館学習会について」
町見公民館 山田 りか

町見公民館では、地域ぐるみの人権・同和教育の推進において、地域住民の人権意識の高揚を図るため学習会を開催しています。事業内容としては、小・中学生対象の学習会や地域住民対象の人権学習会があります。
小学生の学習会では、教科や人権に関する学習、体験活動などを実施しています。今年度の体験活動では、七月に佐田岬体験博を活用して、しらす漁体験とサダンディーのかご編み体験をしました。この日は台風の影響で海が荒れていて、残念ながらしらす漁を体験することはできませんでしたが、船で沖合まで散策しました。工場では、しらすの製造工程を説明していただき、児童は熱心に聞いていました。昼食は美味しいしらす丼を頂き、午後からはかご編み体験をしてそれぞれ素敵な作品に出来上がりました。十二月には門松作りを実施しました。講師の先生の説明の後、上級生と下級生が一緒になって竹を切ったり、飾りを作りながら立派な作品に仕上げました。二月にはスケート教室を予定しています。
中学生の学習会では、教科やテスト対策、調理実習、進路や人権に関する学習を実施しています。また、一月には小中合同の学習会を行います。
町見人権学習会では、九町小児童による人権メッセージと中学生による作文発表を行いました。いじめは相手の心を傷つけるだけでなく、辛い思いをさせてしまう。「ありがとう」と言われると誰でも嬉しくなる。人権について授業で学んだことで、周りの目を気にせずに自分らしくいればいいなどと相手を思いやる心が身についていると感じました。講演会では、大洲市人権啓発課指導員の菊池敏彦先生を講師にお招きし、「常識・あたり前」を見直し、居心地のよい社会へと題して、一人一人の人権意識や価値観を振り返って、差別や人権侵害につながる社会の現状に着目し、変化していく必要があるとお話されました。
今後も人権問題に対する理解と認識を深め、更に人権学習活動を推進していきたいと思います。