くらし まちの話題

■令和7年度林業研修生第10期生 新しい仲間が加わりました
6/1 広報6月号で紹介した令和7年度の林業研修生に、6月に1人新たな仲間が加わりました。
当町の林業の担い手となり活躍してくれることを期待しています。

※林業研修生制度
林業の担い手を育成するため全国から研修生を募集し、1年間の研修期間を経て林業に関する知識や技術を習得した優れた人材を育成し、仁淀川町の林業振興を図る制度。

■仁淀川町シルバー人材センター定時総会が開催されました
6/20 仁淀川町交流センターで令和7年度定時総会が開催されました。
古味実町長出席のもと、吉村裕司理事長のあいさつの後、4つの議案審議が行われ原案どおりすべて承認、また2つの報告事項がありました。今年は役員改選の年で理事として下記の方(本紙参照)が選任されました。
会員数は、9人増えて165人となりました。
一般家庭からの依頼では草刈り、草引き、墓掃除、家周辺の花木剪定(せんてい)などの業務が圧倒的に多く、全体の75%を占めています。
最後に、今年3月末で退職した氏次司前事務局長にシルバー人材センターの設立、発展に寄与したことに対する感謝状と記念品が贈呈されました。

※シルバー人材センターでは、会員を募集中です。
草刈り、剪定作業、茶刈り、宿直業務ができる方、入会してシルバー人材センターで働きませんか

問い合わせ:(一社)仁淀川町シルバー人材センター 事務局
【電話】35-0020

■催しのお知らせ
仁淀川町合併20周年記念事業「小林勝利写真展」
高知市の写真家・小林勝利さんが仁淀川町内で撮影した写真を厳選し、仁淀川町合併20周年記念事業「小林勝利写真展」を開催します。本展では、「仁淀川遡行」(2013年、酒田市土門拳文化賞受賞)および「おもかげの昭和へ」(2021年、高知県出版文化賞受賞)から144点を展示します。
実施期間中、会場には小林氏が在廊しております。ぜひ、ご来場ください。

日時:8月29日(金)~9月7日(日)午前9時00分~午後4時30分
場所:仁淀川町役場本庁舎 1階多目的ホール
観覧:無料

問い合わせ:仁淀川町役場企画振興課
【電話】35-1082

■受け継がれる伝統行事 椿山地区で虫送り
6/20 椿山地区で虫送りが行われ、氏仏堂の前のかがり火を囲んで太鼓踊りが奉納されました。
平家の落人が椿山の集落を開いたとの伝説から、悲運の道をたどった平家の公達(きんだち)や武将の霊を慰める祭りとして太鼓踊りが始まったとされています。椿山地区では、虫送りや先祖供養などで太鼓踊りが定期的に行われています。
今回は、椿山の住民と出身者、池川青年団の団員、高知県歴史文化財課職員ら計9人で奉納。
虫送りでは、踊り手らが太鼓や鉦(かね)、刀を模した2本の木札を打ち鳴らしながら集落を練り歩き、いつもはひっそりとしている集落がこの日はにぎわいを見せました。

■モルック大会が開催されました
6/21 仁淀スポーツクラブ(佃和仁会長)主催のモルック大会が別府小学校運動場で開催されました。モルックとは木製の棒を投げ、数字のついたピンを倒してピッタリ50点を狙うフィンランド発祥のスポーツで、年齢差、体力差関係なく、子どもから大人まで誰でも楽しめるのが特徴です。一気にピンが倒れたり、遠くの狙ったピンが倒れると歓声が沸き起こり、盛り上がりを見せていました。

○仁淀SCスタンプカードの配布を始めました
仁淀SCスタンプカードは、仁淀スポーツクラブ主催の大会参加者に配布しており、参加する度に1個スタンプを押して、5個集まると景品が貰えます。
ご不明な点などございましたら、仁淀川町教育委員会(【電話】35-0019)までご連絡ください。

■犯罪や非行のない明るい社会を築こう
「第75回 社会を明るくする運動」強調月間
7/1 7月を“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~強調月間とし、高吾地区(佐川町・越知町・仁淀川町)では、高吾地区推進委員会を結成し、日ごろ更生保護に取り組む関係機関から約30人が、高吾地区3町をパレードするとともに、内閣総理大臣からのメッセージを伝達するため各役場を訪れました。
法務省が主唱の“第75回社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない明るい地域社会を築くための全国的な運動です。

■企業版ふるさと納税によるご寄付をいただきました
今年度も仁淀鉄鋼株式会社(本社=大阪市、吉田英司代表取締役社長)から、「仁淀川町観光活性化プロジェクト・観光施設整備事業」の取り組みに対し、企業版ふるさと納税を活用した寄付をいただきました。
令和4年度から本町へ寄付していただいていることについて、吉田社長は、「社名になっている仁淀川の自然保護に貢献したい思いや、創業者である故渡辺一生氏のふるさとへの恩返しの気持ちです」と話していました。
6月27日には、吉田社長が来町され、企業版ふるさと納税の目録を贈呈していただきました。
また、長年本町に多大なご支援をいただいたことに対し、竹本雅浩副町長から吉田社長に感謝状を贈呈しました。
今までにいただいたご寄付は、主に「中津渓谷遊歩道補修工事」に活用。観光客が安全に渓谷内を散策できるよう損壊した手すりや階段などの補修に充てられています。

○企業版ふるさと納税制度とは
国が認定した地方公共団体の地方創生の取り組みに対して企業が寄付を行った場合に法人関係税から税額が控除される制度です。本町では令和4年7月から寄付の受付を開始しました。

■上川渡・戸立地区の「虫送り」
7/6 上川渡・戸立地区で「虫送り」が行われました。
炎天下、上川渡大師堂に約20人が集まり、鉦(かね)や太鼓を鳴らしながら若竹の先につるした紙の「のぼり」を持ち大師堂を出発し、集落を下り今年の豊作を祈りました。

■池川中生徒が鮎(あゆ)の友釣りとSUPを体験
7/8 池川中学校では、地元の川に親しむため、土居川で課外学習を行っています。この日は、生徒38人が鮎の友釣りとSUP(スタンドアップパドルボード)体験をしました。
鮎の友釣り体験では、仁淀川漁協、友釣り愛好家、「仁淀川の“緑と清流”を再生する会(園山幹雄会長)」の皆さんが鮎の友釣りを指導。生徒たちは、なかなか鮎がかからず苦戦していましたが、かかった時には拍手が起こっていました。
SUP体験では、仁淀川アウトドアセンターの方が生徒に乗り方を丁寧に指導。生徒は、あっという間に乗りこなし、土居川での体験を満喫していました。