- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県飯塚市
- 広報紙名 : 広報いいづか 令和7年12月号
早いもので、今年も残すところ1か月となりました。そして、令和6年元日に起こった能登半島地震から、間もなく2年が経とうとしています。
今回は防災特集の最終回、「地震」について考えます。いつ起こるか分からない地震に、私たちはどんな備えをすればよいのでしょうか。
ブタさん:台風や大雨と同じで、備蓄は大切だよね。他にはどんなことに気を付けたらいいかな。
ハチさん:地震は台風や大雨と比べても、突然やってくるのが特徴だね。正しい知識を身につけよう!
■地震はなぜ起こるの?
地球は、“プレート”と呼ばれる十数枚の硬い岩盤に覆われています。このプレートは少しずつ動いていて、その“ずれ”が地震が起こる主な原因です。
日本周辺は、4つのプレートから複雑な力がかかっており、世界的に見ても非常に地震の起こりやすい地域です。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■飯塚市の地震リスク
地震の種類はいくつかありますが、プレートの内部に力がかかり続けるとやがて限界を迎え、地下の地層や岩の食い違いの部分(断層)が壊れてしまいます。これは、内陸型地震と呼ばれます。
この「断層」のうち、数十万年前以降に繰り返し活動し、今後も活動が見込まれるものが、「活断層」です。
本市に影響を及ぼすと思われる活断層は4つ程ありますが、その中でも地震被害が最も大きいと予想されているのが「西山断層」です。
西山断層は、蓮台寺から天道にかけて走っていて、地震が起こった場合のマグニチュードは7.3と想定(※)されています。
※『飯塚市地域防災計画』による(関与する断層の部分や研究機関により、想定は若干異なります)。
※詳しくは本紙をご覧ください。
ブタさん:断層が続いている範囲も、実はもっと長いって予測されているんだよね。
ハチさん:そう、まだ分かっていないことも多いんだ。
その他の活断層のこと、震度や発生確率のこと、ぜひ調べてみてね!
■地震への備え~普段から~
今日からできる準備をいくつか紹介します。家族構成や生活の仕方によって変わる備えについて、一人ひとりが考えてみましょう。
▽家具を固定しよう
身体が家具の下敷きになる危険だけでなく、タンスなどが逃げ道をふさいでしまうかもしれません。
▽屋内の動線を確保
通路に物がたくさんあると、避難するとき通れないかも!
停電で真っ暗な状況かもしれません。
▽就寝時はカーテンを閉める
万一窓ガラスが割れても飛び散りにくいためです。
飛散防止フィルムも有効です。
■地震への備え~揺れが起こったら~
実際に地震が来てしまったらどうすればいいのでしょう。難しいことですが、とにかく慌てないことが重要です。落ち着いて、まずは自分の身の安全を守りましょう。
▽まずは頭を守ること
机の下に入る、クッションやカバンを頭に乗せる。何もないときは、手で頭を覆って小さくなりましょう。
▽崩れそうなものから離れる
ブロック塀や電柱など、普段動かないものが倒れてくるかもしれません。
▽人が集まるところでは…
商業施設や病院などで被害に遭うことも考えられます。
落ち着いて係員の指示に従いましょう。
■緊急地震速報について
テレビから流れる緊急地震速報に、不安を感じたことのある方もいらっしゃるかもしれません。その特徴を知って、もしもの時に適切な行動が取れるように心構えをしておきましょう。
地震が発生すると、揺れが波(地震波)となって伝わります。地震波には主に、早く伝わる揺れ「P波」と、遅く伝わる強い揺れ「S波」があります。先に伝わるP波を感知し、強い揺れに備えて警報を発する仕組みが緊急地震速報です。

感知された情報は自動で処理され、わずか数秒でテレビや携帯電話、防災行政無線などから速報が流れます。
速報から大きな揺れが起こるまでの時間は、数秒から数十秒と言われますが、震源からの距離が近い場合などは、揺れに間に合わないことがあるので注意が必要です!

ブタさん:地震は怖いけど、準備をしておけば、被害が減らせそうだね。これからも勉強するぞ~!
ハチさん:何度でも勉強し直して、意識を高めておきたいね。
今年度の防災特集はこれでおしまい!!みんなありがと~★
