- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県飯塚市
- 広報紙名 : 広報いいづか 令和7年5月号
■予算編成方針について
令和7年度は、これまで取り組んでまいりました市政の流れを止めることなく、進化、発展させ、引き続き、「未来を担う子どもを育む教育のまち」、「高齢者が安心して暮らせる福祉のまち」、「地元に働く場所がある活力あるまち」、「文化やスポーツが盛んな健康なまち」の4つのまちづくりを柱とし、飯塚市の価値を高め、魅力ある元気なまちづくりに向けた予算編成に取り組みました。
■令和7年度のおもな事業
▽人権・市民参画
・第3次飯塚市男女共同参画プラン策定等事業
・まちづくり協議会活動推進事業
▽行政経営
・移住支援助成事業
・行政評価事業
・総合計画策定事業
▽健幸・子育て
・第2子以降保育料無償化事業
・こども・若者プラザいいづか運営事業
・新生児聴覚検査事業
・乳児等通園支援事業
・重層的支援体制整備事業
・高齢者予防接種事業
・避難行動要支援者等対策事業
▽地域経済
・周遊商業エリア連携事業
・企業立地促進補助事業
・地域雇用活性化推進事業
・飯塚あかね工業団地造成事業
・観光集客推進事業
▽教育・文化
・学校給食費の保護者負担軽減事業
・小中学校間ネットワーク再構築事業
・嘉穂劇場保存整備事業
・全国大会等出場報奨事業
▽都市基盤・生活基盤
・飯塚駅周辺整備事業
・相田公営住宅建替事業
・防災行政無線整備事業
・浸水対策事業
▽自然環境
・有害鳥獣駆除対策事業
■積立基金残高(貯金)と市債残高(借金)・公債費(借金の返済額)の推移
※普通会計(一般会計、汚水処理事業特別会計)の合計額を表示しています。
R3年度~R5年度は決算額、R6年度およびR7年度は見込額です。また、市債では地方交付税に算入されるものがあり、R6年度およびR7年度については、R5年度と同じ算入割合で見込み計算しています。
▽積立基金残高(貯金)
市民一人あたり 16.3万円
基金は、年度間の財源調整、予期しない収入減少や急な支出増加への対応のため、あるいは、特定の目的(事業)に活用するために積み立てた資金です。
令和7年度は、第2子以降保育料無償化に関する事業、小中学校間ネットワーク再構築事業やふるさと応援寄附事業の経費などに充てるため、106.3億円の基金を取り崩す予定としています。
▽市債残高(借金)
市民一人あたり 52.3万円
市債は、市が行う事業に充てる長期の借金です。令和7年度は、相田公営住宅建替事業、菰田・堀池地区活性化事業、浸水対策事業などの大型事業に市債を活用する予定としています。
普通会計の市債残高は、令和7年度末で647.0億円の見込みとなっており、令和7年度は商工債・教育債・臨時財政対策債の借入が前年度比で皆減となるため、残高が減少しています。そのうち地方交付税として交付される見込みの479.8億円を除いた167.2億円が本市の実質的な負担見込みであり、市債残高の25.8%となっています。
■いいづか家の家計簿(令和5年度~令和7年度の3年間予算)
市の予算は、規模が大きくてなかなか実感しにくいと思います。そこで、仕組みは違いますが、少しでも身近に感じてもらえるように、令和7年度一般会計予算額を年間収入400万円台の家計に例えて、令和5年度~令和7年度の3か年の家計簿を作成しました。
収入総額は、親からの仕送り等が増えたことにより、前年度より20万円増えています。支出では、食費や光熱水費、医療費、借金の返済といった必ず支払わなければならない費用が約6割あり、経費を切り詰めるなどの努力をしていますが、物価高により食費や光熱水費、医療費等が前年度よりも増えたため、支出総額が増えました。
今後も引き続きムダをなくすとともに、毎年同じように臨時手当があるとは限りませんので、少しでも多くの収入を確保する努力を継続しなければなりません。
問い合わせ:財政課
【電話】内線1361~1364