くらし [障がい福祉特集]みんながともに暮らせるまちへ(1)

本市で暮らしている人のうち、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人は、延べ3千546人です(令和7年3月末時点)。すべての人は、個人として個性を尊重されなければなりません。
本市では、障がいのある人もない人もお互いに地域で支えあい、共に学び共に生きるまちづくり(共生社会)を目指しています。今回は、障がいのある人などに配慮した「マーク」を紹介します。

■障がいのある人などに関するマークってどんなもの?
障がいのある人などに配慮した施設や、それぞれの障がいについてわかりやすく表示するためのものです。今回はその一部を紹介します。

◇障がい者のための国際シンボルマーク

障がいのある人が利用できる建物・施設であることを表す世界共通のマークです。国によって異なっていたマークを統一し、障がい者の物理的環境改善を目的に作られました。このマークは「すべての障がいのある人を対象」としたもので、車いすを利用する人に限定したものではありません。

◇ハートプラスマーク

障がいは目に見えるものだけではありません。心臓機能障がいなど、体の内部の障がいもあります。こうした「外見からは見えない障がい」を知らせることを目的に作られました。デザインには、体の内部を表す「ハート」に思いやりの心を「プラス」する意味が込められています。

◇ヘルプマーク

ヘルプマークは、障がいのある人・難病の人・妊娠初期の人など、援助や配慮が必要であることを周囲に知らせることを目的に作られました。マークの裏側には、助けてほしい内容を書くことができるよう工夫されています。このマークは、東日本大震災で障がいのある人などへの適切な支援が、災害現場では特に難しかったという経験もきっかけのひとつとなり、平成24年に東京都が作成しました。現在は全国で使われています。

他にもさまざまなマークがあります。ぜひ調べてみてください。

■心がけたいこと
◇障がいを理解する
外見からはわかりにくい障がいのある人は、理由があって電車やバスの優先席に座っているにもかかわらず「マナーを守らない人」と誤解されることがあります。このような誤解を防ぐには、多様な障がいへの理解が必要です。見えない困難を抱える人々の生活における不便さを知ることで、適切な支援ができるようになります。

◇マナーを守る
公共施設や交通機関での喫煙や携帯電話の使用は、障がいがある人などに大きな影響を与えることがあります。また、多目的トイレは支援が必要な人のためにスペースや設備が整えられたトイレです。必要のない場合は使用を控えましょう。