くらし ふらっと

「ふらっと」には、男女の差別がなくなり、処遇的にも、社会的にも均衡な、フラットな状態を目指すという意味をこめています。

■「生理の貧困」を知っていますか
◇生理の貧困とは
経済的理由などで生理用品を買えない状況や、生理に関するサポートを得られない環境のことです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済的に苦しい女性が増えたことをきっかけに、注目されるようになりました。
生理の貧困は、女性の心身の健康に深刻な影響を及ぼします(右図参照)。女性の社会参加が制限され、個々の能力を十分に発揮できない状況を生む恐れがあります。
生理の貧困をなくすことは、女性だけでなく、全ての人にとって住みやすい社会を作るために重要です。

◇私たちにできる3つのポイント
(1)知ることから始めよう
生理の貧困は、女性だけの問題ではありません。生理の貧困が起きる背景やその影響について関心を持ちましょう。
(2)考え、話題にしてみよう
生理の話はタブーではありません。家庭や職場などで、気軽に話せる環境を作りましょう。
(3)知識や取り組みを広げていこう
正しい知識や、さまざまな場所で行われている支援活動を広めて、みんなで支え合いましょう。
市は、6月から生理用品の無償配布を始めました。生理用品の寄付も受け付けています。くわしくは、広報ちくご8月号4ページまたは市ホームページで確認してください。

■男女共同参画に関する意識調査
来年度策定する「第7次筑後市男女共同参画計画」の参考にするため、市民アンケートを実施しています。アンケートが手元に届いた人は、期限までに回答をお願いします。
対象:18歳以上の市民から無作為に選んだ1,500人
回答期限:8月12日(火)
回答方法:同封した返信用封筒にアンケートを入れてポストに投函(とうかん)してください。

問合せ:男女共同参画推進室
【電話】65-7051