くらし 〔今月の表紙〕いのちを守る「愛の贈りもの」

日本では輸血用血液製剤の多くが悪性新生物(がん)や白血病の治療に使われています。この輸血医療を支えているのが皆さまからの善意で成り立っている献血です。残念ながら血液はまだ人工的につくることができず、長期間の保存もできません。そのため、輸血に必要な血液を十分に確保しておくためには、絶えず誰かの献血が必要となります。