子育て 子育てのひろば No.344

■乳幼児突然死症候群(にゅうようじとつぜんししょうこうぐん)(SIDS)
乳幼児突然死症候群を知っていますか?「SIDS」ともいいます。乳児の睡眠中に起こり、何の予兆や既往症もないまま乳幼児が死に至る原因の分からない病気です。
予防方法は確立していませんが、次のポイントを守ることにより発症率が低くなるというデータがあります。

(1)あおむけに寝かせましょう
1歳になるまでは、赤ちゃんの顔がみえるようにしましょう。睡眠中の窒息事故を防ぐ点でも有効です。

(2)できるだけ母乳で育てましょう
さまざまな事情があり、全ての人に母乳育児ができるわけではありませんので、無理のない範囲でトライしましょう。

(3)たばこはやめましょう
たばこも「SIDS」の発生原因のひとつといわれています。乳児の近くでの喫煙や、妊娠中の喫煙は控えましょう。

睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因は、「SIDS」の他に窒息などによる事故があります。事故防止のために、口や鼻を覆うものや首に巻きつくものは置かず、敷布団・マットレスは固めのものを使いましょう。
11月は、乳幼児突然死症候群の対策強化月間です。冬季は、「SIDS」が発症しやすい季節なので、気をつけていきましょう。
※詳しくは、こども家庭庁・厚生労働省のホームページをご覧ください。

問合せ：京町保育所
【電話】922-0754