くらし 国民健康保険制度(1)

■7月中旬から下旬までに資格情報のお知らせまたは資格確認書を送ります。
令和6年12月2日以降、従来の健康保険証は新たに発行されなくなり、マイナ保険証を基本とするしくみに移行しています。マイナ保険証とは、健康保険証の利用登録をしているマイナンバーカードのことです。
利用登録の有無により交付されるものが異なります。

(1)マイナ保険証の利用登録をしている人
「資格情報のお知らせ」を交付します。医療機関などを受診する際は、マイナ保険証を使用してください。万が一、医療機関などでオンライン資格確認ができないときなどには、マイナ保険証と併せてこのお知らせを提示してください。(資格情報のお知らせのみでは、受診できません。)

(2)マイナ保険証の利用登録をしていない人
「資格確認書」を交付します。医療機関などを受診する際に提示してください。
※現在使用している被保険者証の有効期限は、7月31日(木)です。8月1日(金)からは、(1)(2)に応じてマイナ保険証または新しい資格確認書(桃色)を使用してください。
※利用登録状況は、マイナポータルから確認できます。利用登録がお済みでない場合は、医療機関などの受付窓口に設置されている顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置くと、利用登録の案内が表示されます。
※マイナ保険証の利用をやめたい人は、利用登録の解除ができますので、問い合わせてください。
※国民健康保険税を滞納している世帯は、特別療養費の対象となり、医療機関などで全額自己負担となる場合があります。対象の人には、「特別療養」と記載された資格情報のお知らせ、または資格確認書を送ります。
※資格確認書は、不正取得防止のため、住民登録地以外には配達されません。
※現在、住民登録地以外の場所に居住している人は、すぐに転居(転出)の手続きをしてください。
※令和6年12月2日以降に、すでに資格情報のお知らせを交付した人にも、改めて資格情報のお知らせを送ります。

◇職場の健康保険などに加入したら
国民健康保険以外の健康保険に加入した人は、国民健康保険脱退の手続きをしてください。
職場の健康保険の資格取得日(職場の入社日など)や大野城市からの転出日以降に、大野城市の国民健康保険を使用して受診した場合、医療費を返還する必要があります。
職場や転出先などから新しい資格確認書が届く前や、マイナ保険証に健康保険情報が反映される前に病院を受診する時は、医療機関などに相談するか、全額支払った後に新しい健康保険に医療給付分の請求をしてください。

◇臓器提供の意思表示に協力してください
臓器移植は、重い病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)が機能しなくなった人に、他の人の健康な臓器を移植して機能を回復させる治療です。健康な家族からの肝臓、腎臓など部分提供による生体移植と亡くなられた人からの臓器提供による移植があります。一人一人が、日頃から、臓器提供について考え、家族と話し合い、臓器提供に関する意思を持っておくことが大切です。
大野城市では、臓器の移植に関する法律に基づき、国民健康保険資格確認書の裏面に臓器提供意思表示欄を設けています。また、マイナンバーカードの表面の右下にも臓器提供の意思表示欄があります。15歳以上の人は、この欄を記入することで臓器提供に関する意思表示をすることができます。
意思表示の有無で治療内容や医療費は変わりませんし、臓器提供を強要するものでもありませんが、自分自身に万が一のことがあったときに家族が迷わないためにも、自分の意思を表示しましょう。

臓器提供意思表示欄の記入方法
※油性ボールペンや油性マーカーを使用してください。

問い合わせ先:国保年金課国保年金担当
【電話】580-1846