くらし ありがとう現庁舎
- 1/34
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県朝倉市
- 広報紙名 : 広報あさくら 第418号(令和7年12月号)
令和8年1月5日、新庁舎への移転に伴い、現・市役所本庁舎が約53年の歴史に幕を閉じます。今回の特集では、今年12月に役割を終える現庁舎の歴史を、当時の写真や資料とともに振り返ります。
■住民自治の拠点として
現庁舎の建設が着工したのは、旧甘木市時代の昭和47年3月。「市民のための市政」から「市民による市政」への転換期であった当時、住民自治の新たな拠点として、甘木市民約4万4千人の期待の中、建設が進められました。
総額3億6千万円の費用と約10カ月の工期をかけて昭和48年1月に完成。同月22日には開庁式が行われ、現庁舎での業務が始まりました。
■開庁当初からの変化
現在の市役所の正面玄関は北側ですが、開庁当初、市役所の正面玄関は南側。市民課などがある1階へ行くために、福祉事務所横の階段を利用しました(現在は利用不可)。
平成元年9月には、市役所北側に別館や公用車車庫が完成。会議室不足の解消や雨ざらしだった公用車のために建設されました。平成18年、甘木市・朝倉町・杷木町の3市町が合併。朝倉市役所本庁舎となりました。
■ありがとう。お疲れさま
昭和から平成、そして令和へ―。時代の移り変わりの中で、現庁舎はまちの発展を常に見守ってきました。この庁舎で刻まれてきたこれまでの歴史や市への思いは、現庁舎への感謝の気持ちとともに、令和8年1月5日開庁の新庁舎へ引き継がれます。約53年間お疲れさまでした。
■写真で振り返る現庁舎
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■旧庁舎を活用したアートプロジェクト「芸術実験」
朝倉市制施行20周年記念市民提案事業
第5回芸術実験「旧朝倉市役所」地域と芸術の関係性-空間との共鳴-
期間:2月28日(土)~3月8日(日)
場所:朝倉市役所旧庁舎(菩提寺412-2)
内容:旧庁舎の空間を生かしたアート展示、オープニングイベント、市民参加型壁画ワークショップほか
入場料:800円(高校生以下無料)
問合せ:芸術実験準備室
【電話】22-3490、牛鶴109(gallery cobaco内)
