- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2025年5月号
ゆかりのある町や応援したい地域を寄附でサポートできる「ふるさと納税」。
志免町にも全国から多くの支援が届いています。
■寄附金の使い道は?
「志免町おうえん寄附金(ふるさと納税)」は、志免町の未来を支える大切な財源として活用しています。「人と地域がにぎわい魅力あふれる町づくり事業」、「未来を担う子どもたちを育む町づくり事業」、「環境にやさしく安心して暮らせる町づくり事業」、そのほか町長が必要と認める事業に役立てています。寄附の手続きは、ふるさと納税ポータルサイトから申し込み可能です。ふるさとへの想いを、未来への応援として届けませんか。(返礼品は、町外在住の人が対象です)
■おうえん寄附金の主な使い道
◇オンデマンドバス購入
AIオンデマンドバス「のるーと」の利用者数増加に対応するため、バスを2台増車。「予約が取りづらい」「待ち時間が長い」といった課題の改善を目指します。
◇転落防止柵設置工事(別府2丁目、志免142・143号線)
歩行者や車両の安全を守るため、歩道の整備を行い、転落防止柵やフェンスを新たに設置します。地域の安全性が高まり、交通事故やトラブルのリスクも軽減。誰もが安心して通行できる交通環境の実現を目指しています。
◇学校遊具改修工事(西小、中央小、南小)
安全点検の結果をもとに、子どもたちが安心して遊べる環境づくりを進めています。対象は学校のすべり台やブランコ、鉄棒など。古くなったり傷んだりした部分を改修し、子どもたちが元気いっぱい安全に遊べるよう整備を進めます。
■注目の志免町おうえん寄附金返礼品
志免町おうえん寄附金の返礼品には、志免町ならではの名品や特産品が勢ぞろいしています。その中でも注目は志免町で作られている伝統工芸品「博多曲物(はかたまげもの)」。曲げわっぱとしても知られる曲物は、杉やヒノキの薄板を熱湯で曲げ、桜の皮でとじて仕上げる手仕事の逸品。通気性に優れ、水分を程よく吸収するため、特にお弁当箱はご飯が冷めてもおいしいと喜ばれています。
〇博多曲物が福岡県指定無形文化財に!
志免町商工会の「志免ブランド」の1つでもある「博多曲物」が、令和7年3月28日に福岡県指定無形文化財(工芸技術)に新たに指定されました。現在、その制作を一手に担っているのは第18代柴田玉樹さん。その熱い想いを2024年1月号でも紹介しています。