- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2025年6月号
今日からやってみよう!自分でできる節水と防災のポイント
■節水
水は、命をつなぐ大切な資源。ほんの少しの工夫が、大きな節水につながります。安定供給には一人ひとりの意識と行動が欠かせません。今すぐ実践できる節水と備えのヒントを紹介します。
▼気を付けて!水が漏れているかも
寒波の影響や老朽化により、水道管が破裂して漏水しているケースが見られます。特に、壁の中や床下、空き家など目の届きにくい場所では、気づかないまま水が流れ続けていることも少なくありません。
検針結果で使用水量が多い、または急に増えた場合など、漏水が疑われる際は、まずご自宅の水道メーターを確認してください。
◇水道メーターの見方を知ろう
〇水道メーター
どれだけ水道水を使ったかが分かる
〇パイロット
水を使っていないときに、銀色のパイロットマークが回っていたら、漏水の可能性あり!
その際はメーター横の元栓を閉め、一般住宅は水道修理業者へ、集合住宅は管理会社に修理を依頼してください。
▼水道メーターの有効期限は8年です(交換無料)
有効期限前に計画的な取り替え作業を行っています。この作業は町が委託した業者が行い、原則として立ち会いの必要はありません。
ご不在時でも敷地内で作業を行うことがありますので、不審に思われた場合は業者が携帯している「身分証明書」の提示を求めて確認してください。
※上記地区以外は対象外です
▼今日からできる節水の工夫
〇洗濯
「まとめ洗い」や「ためすすぎ」、「お風呂の残り湯を活用」など、ちょっとした工夫で賢く節水できます。
〇食器洗い
節水:1日約80ℓ
蛇口の開け閉めは小まめに。油汚れのひどい食器は紙などで拭き取って、ため洗いで水のムダを減らせます。
〇お風呂
節水:1回約100ℓ
お湯は入れすぎず、沸かしすぎず、シャワーは使う分だけに。残り湯は洗濯・掃除・散水に使って、上手に節水を。
〇歯みがき・洗面
歯みがき中は水の出しっ放しに注意。使うたびに蛇口を閉め、コップで口をゆすげば、ムダなく水を使えます。
〇トイレ
トイレの水は、使用後1回だけ流すのが節水のコツ。大と小を使い分けて、効率よく節水しましょう。
〇洗車
節水:1回約210ℓ
洗車の水もひと工夫を。お風呂の残り湯をバケツに汲んで使えば、ホースでのかけ流しよりずっと節水になります。
■防災
災害はいつ起こるか分かりません。だからこそ、普段から非常時の持出品や、食料や飲料水などの備蓄品を用意しておくことが大切です。いざという時に慌てないよう、今できる備えを始めましょう!
▼非常時持出品
とっさの場合に持ち出せるようリュックにつめておくと安心です。
〇貴重品
小銭を含む現金、通帳や印鑑、本人確認書類、家や車の予備鍵、権利証書
〇情報収集用品
携帯ラジオ(予備の電池)、充電器、モバイルバッテリー、筆記用具
〇非常飲食品など
非常食(乾パン、缶詰など)、飲料水、給水袋、万能ナイフ、食器
〇衛生・安全用品
タオル、マスク、消毒液、体温計、ハンドソープ、固形石けん、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ビニール袋、下着類、着替え用衣類、生理用品、歯ブラシ、入歯洗浄剤、ビニール手袋、懐中電灯(予備の電池)、ヘルメット・防災ずきん、軍手、スリッパ、マッチ・ライター、毛布、保温シート、使い捨てカイロ
〇救急医療品
救急セット、常備薬、お薬手帳
▼備蓄品
少なくとも3日(できれば1週間)は自力で生活できるように準備!
特に乳幼児用品、高齢者用品など、家族構成に合わせて追加しましょう。
〇飲食品など
飲料水(1人1日3ℓ)、食品(アルファ化米、長期保存食品など)、給水用ポリタンク、バケツ、カセットコンロ、ガスボンベ、使い捨ての食器類、食品用ラップ
〇衛生・安全用品
ランタン、災害用トイレセット、からだ拭きシート、水のいらないシャンプー、ガムテープ、ビニールシート
▼ローリングストック
普段から少し多めに食料品や日用品を備えておけば、使った分を買い足すだけでいつでも一定量の備蓄品を確保できます。使いながら備蓄するこのシステムを「ローリングストック」といいます。
〇飲食品など
ペットボトルの水や飲み物、レトルト食品、インスタント食品、お菓子、乾麺、缶詰、乾物、漬物、ガスボンベ、食品用ラップ
〇衛生・安全用品
ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ビニール袋、電池、使い捨てカイロ
■土のうの提供
集中豪雨や大雨による浸水を防ぐため、町では土のうを準備しています。事前に問い合わせください。
日時:6/2(月)~30(月)9時~16時
問合せ:生活安全課安全安心係
【電話】092-935-1181【FAX】092-935-2694