子育て すくすく育てあしやっ子 NO.197

■「力ではなく言葉で」現代のしつけ
「しつけ」と聞くと、こどもに対して厳しくルールを守らせなければならないと感じる人も多いと思います。しかし、しつけはこどもが社会の中で生きていくために必要なものです。
ここでは、しつけのポイントを2つ紹介します。

(1)伝わりやすい言葉で
しつけをするときには、言葉で伝えることが大切です。手をあげてしまうと、何が悪いのかわからないまま、ただ恐怖感だけが残ります。手をあげそうになったときは、一度深呼吸をして、冷静に短い言葉で、わかりやすく伝えましょう。こどもが理由を納得できるように説明し、「~しなさい」という命令口調ではなく、「~しようね」と提案すると自主性を感じながら学ぶことができます。
また、「~しないでね」と否定的に伝えるよりも、「~しようね」と言い換えることも大切です。こどもは自分がしていることを否定されると嫌な気分になり、素直に大人の言うことを聞かなくなってしまいます。例えば、「走り回らないでね」というよりも、「周りの人にぶつかったらあぶないから、歩こうね」のように、なぜそうするほうが良いのかを一緒に伝えることで、納得して行動に移しやすくなります。

(2)できたことを見つけてほめる
しつけでは、つい悪いところに目が行きがちになり、やらなかったことを叱ってしまいます。叱ってしまうと、こどもは「バレなければいい」と考えるようになり、この考え方は大人になってもなかなか直りません。一方で、できたことを褒められるとこどもはうれしくなり、自主的に動きやすくなります。褒めるときは、こどもの行動の結果どんないい影響が出たかも一緒に伝えると、よりこどものやる気につながりやすいでしょう。

しつけを行うには、なによりも保護者とこどもの信頼関係が成り立っていることが必要です。こどもが、「いつも見守ってくれている」と感じられるように、ゆったり構え、焦らずに根気強く繰り返していきましょう。

問合せ:社会教育係
【電話】223-3546