子育て おんがの皆さん こんにちはfrom ALT

今回はChance Griffin(チャンス グリフィン)先生♪

■英雄「ジョン・ヘンリー」
皆さんは「ジョン・ヘンリー」というアメリカの昔話を知っていますか。
ジョン・ヘンリーは、19世紀のアメリカで労働者階級の英雄といわれた人物で、大きなハンマーを使って鋼のくいを地面に打ち込み、線路を作る仕事をしていました。
ある日、同じ作業ができる蒸気機関の機械が導入され、失職の危機に直面しますが、「人間の力もまだ捨てたものじゃない」と奮起し、機械とのスピード勝負を繰り広げ、見事に勝利するのです。
この物語は単なる力自慢の話ではなく、人間にしかない「信念」「勇気」「諦めない心」などの価値が、機械やAIが進化する現代においても、変わらず大切であることを教えてくれます。私も「失敗を恐れず挑戦することの大切さ」を子どもたちに伝えたいものです。
アメリカではこういった「挑戦」や「個の力」をたたえる文化が強く根づいており、自分の意見をしっかり持ち、主張することが尊重されます。
一方、日本では「協調」や「和」を大切にしながら、お互いを支え合って力を発揮する文化が中心にありますね。どちらも素晴らしい考え方です。互いの価値観を理解し合うことが、真の異文化理解につながります。
さて、日本の精神科医・エッセイストである斎藤茂太さんの言葉にも、私が感銘を受けたものがありますよ。

▽今月の“ひとこと”英語
But you never know what you can do until you try.
でも、やってみなければわからない。

何事も勇気を持って、一歩踏み出すことが大切ですね。

問い合わせ:学校教育係