健康 メタボリックシンドロームについて知っていますか?

メタボリックシンドローム(通称:メタボ)とは、胃や腸などの内臓の周りに蓄積される脂肪『内臓脂肪』がたまることに加えて、『高血糖』『高血圧』『脂質異常』のうち2つ以上重なった状態のことをいいます。内臓脂肪は、お腹周りの太さ『腹囲』で判断され、男性85cm以上、女性90cm以上がメタボリックシンドロームに該当となる1つの基準値です。重要なのは、単に太っている、あるいは腹囲が大きいというだけではメタボリックシンドロームと判断されないことです。

たとえ治療が必要となるほど数値が高くなくても、メタボ状態を放置しておくと、血管が詰まったり破れたりしやすくなる『動脈硬化』が急に進行し、やがて心臓病や脳卒中などのさまざまな生活習慣病を招くことになります。右側のグラフをご覧いただくと、心臓病(心筋梗塞や狭心症)発症の危険度は、危険因子が重なるほど高くなります。1つ2つはあまり変わりませんが、3から4つ危険因子が重なると、心臓病の発症危険度は約31倍にも跳ね上がります。令和4年の小竹町死因割合は、心臓病(16%)であり、令和6年度の小竹町特定健診結果の有所見率では、メタボ該当者が、県よりやや高い状況です。
小竹町や職場等の健康診断を受診された人は、ぜひご自身の結果を再度ご確認ください。まだ健診を受診されていない人は、ご自身の健康状態を確認する良い機会となりますので、ぜひ受診してください。

■今後の行事(9月、10月)
内容によっては、事前に予約が必要なものや対象者が限られる場合があります。詳しくは、健康こども課健康対策係までお問い合わせください。
※運動教室には、水筒とタオルをお持ちください。

■スリムアップ教室に参加してみませんか?
今年度小竹町では、特定健診を受診した人を対象にスリムアップ教室を開催します。スリムアップ教室では、保健師、管理栄養士による料理教室、健康運動指導士による有酸素運動(ウオーキング)や筋力アップの運動教室を実施します。
対象者:特定健診受診者
定員:20人(申込みが必要です)
※11月17日(月)は、調理実習を行うため、エプロン、三角巾、マスクを持ってきてください。

問合せ:健康こども課健康対策係
【電話】62-1864