くらし 第3期大刀洗よかまち創生プロジェクトを策定

少子高齢化に的確に対応し、活力ある地域コミュニテイを維持するため、町では平成27年度に「第1期大刀洗よかまち創生プロジェクト」、令和元年度に第2期プロジェクトを策定し、人口、経済、地域社会の課題に対して一体的に取り組んできました。
町の実情や国の総合戦略を踏まえ、次の5つの基本目標を掲げ、第3期プロジェクトを策定しました。デジタル技術を活用したまちづくり、多様な主体との連携・協働・参画の仕組みづくりの横断的視点をもって、5つの基本目標の取り組みを進めます。本号では、プロジェクトの概要をお伝えします。

[現状と課題]
総人口は微増傾向ですが、今後、生産年齢人口(15歳~64歳の人口)の減少と高齢化の進展が見込まれます。労働力不足や担い手確保、地域コミュニティの維持が課題となってきます。
[計画期間]
令和7年度~令和11年度(5か年)
[策定体制]
産業分野、金融機関、メディア、住民代表等で構成されたまち・ひと・しごと創生総合戦略審議会や、策定委員会と移住者や大学生、町職員などが参加した検討会での意見交換、パブリックコメントを経て策定しました。

■01 行ってみたい住んでみたい、大刀洗町への人の流れをつくる
大刀洗町を知って「行ってみたい」と思う交流促進施策や「住んでみたい」移住・定住施策を展開します。
事業例:
・えだまめ収穫祭などの町産品を活用したイベント
・定住促進住宅「スカイラーク」の維持・整備

■02 こどもも親も、共に輝けるようみんなで応援する
出会いから結婚・出産までを一体的にサポートし、子育てをする親へのサポートや地域で一体となりこどもを育てる仕組みの構築をすすめます。
事業例:
・結婚生活支援金事業
・保育士奨学金返済支援事業

■03 しごとに誇りや、やりがいを感じられるよう応援する
やってみたい、働きたいという起業や就業、就農の後押しを進め、多様な人材が活躍できるよう支援します。
事業例:
・求人情報等掲載事業
・親元就農支援事業

■04 いつまでも暮らしたい、みんなが自慢したくなるまちをつくる
住民が集い、つながる仕組み、きっかけづくりを行う施策や健康づくりの施策、防災や交通施策などを通して「暮らし続けたい」と思えるまちづくりをすすめます。
事業例:
・対話推進事業
・大刀洗町健康ポイント事業

■05 ふるさとの魅力をみんなで共有し発信する
町にあるヒト・モノの新たな魅力を発見し、町内外へ発信して魅力を届けます。
事業例:
・たちあらい応援大使事業
・広報モデル事業

問合せ:企画財政課企画係
【電話】77-0355