- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県広川町
- 広報紙名 : 広報ひろかわ (令和7年6月1日号)
~ひとりで悩まずにご相談ください~
■人権擁護委員の日
日本国憲法施行から間もない昭和23年、憲法の中核となる「基本的人権の尊重」をより十全なものとするため人権擁護局が設置され、昭和24年6月1日に人権擁護委員法が施行されました。これを記念し、毎年6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、人権擁護委員の周知活動や人権尊重の大切さを呼びかけています。
■人権擁護委員とは?
市町村の長から推薦を受け、法務大臣から委嘱された民間のボランティアです。地域住民の相談窓口として人権相談に応じるほか、人権尊重の重要性を広める啓発活動などを行っています。
いじめ・虐待などの子どもの人権問題、外国人や障がい者などに対する差別問題、インターネット上での誹謗中傷など、多岐にわたる人権問題に適切に対応するに当たり、人権擁護委員は重要な一翼を担っています。
■人権擁護委員の活動
人権擁護委員の活動は、大きく3つに分類されます。
(1)人権相談活動
法務局の職員と共に、常設の相談所で対面や電話による人権相談に応じています。(土)(日)(祝)を除き、毎日開設しています(相談無料、秘密厳守)。
最寄りの常設相談所は「福岡法務局八女支局」です。保健・福祉センター「はなやぎの里」では、年6回「なんでも人権相談」を開催しており、こちらも無料で相談できます。
(2)人権侵犯に関する調査・救済活動
被害者から「人権を侵害された」という相談を受けた場合、法務局・地方法務局の職員と協力して、人権侵犯事件の調査や処理に携わり、当事者の利害や主張の調整を行い、事案の解決を図っています。
(3)人権啓発活動
法務局や自治体と協力して、人権に関するさまざまな啓発活動を行っています。
[人権の花運動]
協力して草花を育てることで生命の尊さを実感し、優しさと思いやりの心を体得することを目的とした活動です。
福岡県では小学校にひまわりの種を配布し、人権の花として育てています。
[人権教室]
小中学校や保育園などで、手作り紙芝居や人形劇などを行い、相手を大切にする気持ちを育む活動です。
[啓発活動]
・人権啓発新聞「ふれんど」の発行
・「ひろかわ人権フェスタ」への協力
・企業訪問
・人権作文募集 など
■「なんでも人権相談」
人権擁護委員による相談です。家庭内の悩みごとや隣近所とのトラブル、いじめ・差別などの相談に応じています(相談無料・秘密厳守)。
相談日時:6月2日(月)・8月21日(木)・10月16日(木)・12月18日(木)・令和8年2月19日(木)、13:00~16:00
場所:広川町保健・福祉センター「はなやぎの里」
問合せ:八女人権擁護委員協議会
【電話】0943-23-2603
■相談窓口
・こどもの人権110番【電話】0120-007-110(通話無料)
・みんなの人権110番【電話】0570-003-110
女性の人権ホットライン【電話】0570-070-810
インターネット人権相談受付窓口(QRコード)※QRコードは本紙参照。
受付時間:平日8:30~17:15(共通)
問合せ:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】0943-32-0093