くらし カワラ新聞

■旧勾金小グラウンドに歓声!
旧勾金小校区の住民らでつくる「勾金地域コミュニティ協議会」は、同小グラウンドを整備しました。2月に発足した同協議会の初めての取り組み。5月下旬から開放しており、「ルールを守り、楽しく遊んでほしい」と呼びかけています。
グラウンドは約5560平方メートルあり、平成23年頃に当時のPTAの呼びかけで芝生化されました。地域の自慢の一つですが、廃校後は雑草が伸び放題になっていました。
「自由に遊べる場所がほしい」という子どもたちの声を受けて、協議会の「おたすけ隊」が中心となり、4月から草刈り作業を実施。「自転車やバイクは乗り入れない」、「大声で騒がない」といったルールを守れば、申し込み不要で自由に遊ぶことができます。
生永勝(いきながまさる)会長は「いつでも誰でも遊んでいい場所なので、楽しく使ってほしい。協議会として、これからもゆるく楽しく、勾金地域を盛り上げていきたい」と話しています。

■町への寄付に感謝状 子どもが集う場所づくりへ
企業版ふるさと納税制度を活用した町への寄付に対する感謝状授与式が5月27日、町役場で行われました。(株)リンクフィールド(北九州市)の三吉敬之(みよしたかゆき)代表取締役に、町長が感謝状を手渡しました。
同社は、福岡県内を中心に人材派遣事業を展開し、地域密着・企業密着・派遣社員密着をモットーに掲げています。授与式で三吉代表取締役は「子どもたちが集う魅力ある施設づくりに活用してください」と話しました。
町長は、「『子育て支援施設整備事業』に活用します。誠にありがとうございました」と述べました。

■採銅所地域コミュニティ協議会が総会
採銅所地域コミュニティ協議会は5月31日、コミュニティセンター採do所で令和7年度の総会を開きました。
新会長に、髙尾忠弘(たかおただひろ)さんを選任。昨年度の事業報告の後、今年度は子どもや多世代の居場所づくり、メンマと「おむすびぱん」といった特産品の販売強化、キッズキャンプや防災フェスなどのイベントに取り組んでいくことを確認しました。
総会の前にはマルシェも開かれ、多くの来場者でにぎわいました。

■カッキーくんポロシャツ登場!
町観光協会は、町のキャラクター「カッキーくん」をデザインしたオリジナルポロシャツ(写真)を発売しました。胸ポケットそばに、カッキーくんをプリント。生地は綿混(本体・綿65%、ポリエステル35%)とドライ(ポリエステル100%)の2種類、色は白、黒、紺の3色から選べます。
税込み2500円で、4月に町役場などから受注をスタート。JR香春駅舎内の観光協会の窓口でも販売(在庫状況による)しています。

問合せ:香春町観光協会
【電話】85-8035

■村上さんが厚労大臣特別表彰を受賞
民生委員・児童委員の厚生労働大臣特別表彰の伝達式が5月21日、福岡県庁で行われました。香春町の村上正史(むらかみまさふみ)さん(写真=左)ら3人が出席し、服部誠太郎知事から表彰状を受け取りました。
この表彰は民生委員・児童委員としての長年の功績をたたえ、勇退後に贈られます。県内では今回、8人が受賞しました。
伝達式では、服部知事が祝辞を述べた後、表彰状を贈呈。出席者を代表して村上さんがあいさつに立ち、「培った支え合いの精神を生かし、若い人たちのよき相談相手として、これからも地域福祉に貢献したい。本日はありがとうございました」と謝辞を述べました。

■困ったときの食糧支援へ連携
町とNPO法人スカイラボサポートセンター(田川市)は、「緊急時における食料品等支援活動に関する連携協定」を結びました。
協定に基づき、町は、経済難の子育て世帯から「食べ物がない」といった相談があり緊急的な支援が必要と判断した場合、同法人に協力を要請。同法人がフードバンクを活用して食料を届けるなどの支援を行います。主な対象は生活保護世帯・ひとり親世帯で、ほかのケースでは、生活状況を聞き取って個別に判断します。
6月5日に、町役場で協定の締結式を開催。同法人代表理事の川寄奈保美(かわよりなおみ)さん(写真=前列右)は「行政が必要性を判断し、つないでもらえるとスムーズに支援できる」と話しました。

問合せ:福祉課
【電話】32-8415

■学生の修学を応援
「田川地区奨学生決定通知書合同交付式」が6月14日、川崎町総合福祉センターで開かれました。各市町村長が、奨学生の代表者に、給付の決定通知書を手渡しました。
この奨学金制度は、田川地区8市町村で行う広域施策の一環。学生たちの大学進学などを経済的に支援するため、奨学金を給付します。今年度、香春町からは6人への給付が決まっています。