くらし 11月は「高齢者虐待防止推進月間」

■〜尊厳を保って安心して暮らせる社会へ〜みんなで防ごう!「高齢者虐待」
「高齢者虐待」は、誰にでも起こりうる身近な問題です。「悪意」があるとは限りません。介護する家族らが心身ともに疲れ、追い詰められて、自覚なく行っていることも少なくないのです。
虐待を防ぎ、誰もが尊厳を保って安心して暮らしていくには、まず正しい知識を持つことが必要です。地域ぐるみで、高齢者や介護する家族らを支援していきましょう。

■高齢者虐待とは
高齢者(65歳以上)を)を世話する家族や親族、同居人、介護施設職員らによる虐待で、次の5種類があります。
身体的虐待：
・たたく、つねる、なぐる、ける、やけどを負わせる
・ベッドに縛り付ける、意図的に薬を過剰に与えるなど
心理的虐待：
・排せつなどの失敗で恥をかかせる
・子ども扱いする、どなる、ののしる、悪口を言う、無視をするなど
介護等放棄(ネグレクト)：
・十分な食事や水分を与えない
・おむつを放置する、劣悪な状態や住環境の中に放置するなど
経済的虐待：
・必要なお金を渡さない、使わせない
・不動産、年金、預貯金などを本人の意思・利益に反して使うなど
性的虐待：
・辱める性的な行為をしたり、わいせつな行為を強要したりするなど

■もしかして虐待かも?と思ったら
早めに気づき、支援していくことが、虐待の防止や被害の抑制につながります。「虐待かもしれない」など、心配な高齢者や介護者に気づいたら、下記担当までご連絡ください。

問合せ：
保険健康課地域包括支援センター係【電話】32-2855
高齢者支援係【電話】32-8401