くらし 年頭のごあいさつ

■添田町長 寺西 明男
新年あけましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、令和八年の輝かしい新春を希望とともにお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。旧年中は、町政への深いご理解と温かいご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年は十二支で「午うま年」にあたります。
昔から馬は、力強く駆け、遠くから幸福を運び、人々の暮らしを支えてきた頼れる存在であります。古代中国の故事に「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にあらず」という言葉があります。優れた馬はいつの時代にもいるが、その力を見出し導く者は多くない、という意味です。まちの力、地域の宝は、すでにたくさんこの添田町にあります。大切なことは、それを見つけ、育て、共に活かしていく知恵と行動です。
今年はその想いを胸に、皆さまと共に「駆ける添田」「進化する添田」を合言葉に、未来へ前進してまいります。

さて、昨年一年を振り返りますと、まちの未来を支える大きな一歩を着実に進めることができました。特に、長年の課題でありました「町立小中学校の建設」が無事竣工し、新たな学びの場がスタートいたしました。子どもたちが、安心・安全で、創造力と人間力を育む教育環境のもと、元気いっぱいに学ぶ姿は私たち町民全員の誇りであり、未来への希望そのものです。
また、子育て支援の充実として2月には「放課後児童クラブの新施設」も完成予定です。働く保護者の皆さまを支える体制も一層強化されます。次代を担う子どもたちを社会全体で育てる―その思いが、確かな形となり始めています。
さらに「みんなでまちづくり」の取り組みが各地区で力強く花開きました。地域イベントの開催、住民主体の交流・防災活動、地元資源を活かした取り組みなど、皆さまの情熱と行動が、まちを温かく、強くしています。行政だけでは成し得ない、住民の力が動き出しています。昨年の添田町は、その実感に満ちた一年でありました。
新たな年、私たちはさらに歩みを進めてまいります。まず「みんなでまちづくり」の推進を一層加速させ、地域の声を丁寧に聞きながら、共につくる町政を揺るぎないものといたします。また、かねてより構想を進めております「(仮称)健康・子育て・福祉ゾーン」の実現に向け、準備を着実に進めてまいります。保育、子育て、高齢者支援、障がい福祉、地域交流などを一体的に進める環境を整え、町民誰もが安心して、笑顔で暮らし続ける「福祉のまち添田」を築いてまいります。
加えて、「鉄道跡地の活用」についても、一部歩道整備等を国・県、JR九州等へ強く要望し、歩いて暮らせる安全・快適なまちづくりを進めます。
また、日田・東峰・添田をはじめとする周辺地域と連携し、「地域をまたぐ観光ルートづくり」にも力を入れ、交流人口の拡大と地域活力の創出へ向けて取り組みを進めてまいります。時間を要する事業も多くありますが、町民の皆さまに夢と安心をお届けできるよう、着実に一歩一歩進めてまいります。
これからも行政と町民が心を合わせ、互いを信頼し、支え合いながら、希望に満ちた添田町を築いてまいりたいと思います。どうか引き続き、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。皆さまと共に、馬のように力強く、しなやかに、未来へと駆け上がる一年といたしましょう。
本年が、皆さまにとりまして健やかで実りある一年となりますよう、心より祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。