- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年4月号
■思い出あふれる学校へ伝えた感謝
「学校閉校式」
3月末で閉校する各小学校では、在校生や保護者、地域関係者などが参加して、学校最後の行事となる閉校式が行われました。閉校式では各学校、教育委員や校長が、学校を支えてきた保護者や地域の皆さん、歴代の校長を始めとする教職員に感謝を述べました。髙瀨教育長もこれまでの感謝に加え「学校は人の心を育てる場です。友だち、先生、多くの人との出会いの中で人の心は育っていきます。100年を超える歴史ある学校はこれまで多くの人の心を育ててきました。新しい学校も、そのような場であって欲しいと願います」と挨拶。寺西町長も「地域に小学校があったからこそ、子どもを通じて絆が深まってきました。4月から新しい学校が開校しますが、閉校した小学校はいつまでも私たちの心の中に残ります。新しい小学校も、そのような学校となるよう、地域と一緒に学校を作っていきましょう」と呼びかけました。
式典では、在校生による合唱やこれまでの歴史を振り返る映像の上映、写真展示などがあり、各校で母校への思いが込められた企画が催されました。終盤には学校旗が町に返納され、最後の校歌斉唱が行われました。
式典終了後には、校舎の開放が行われ、参加者は思い思いに校舎を見学。昇降口や教室、廊下など久しぶりに見ると自分が感じるよりも小さなことに驚きと懐かしさを感じながら、それぞれの場所で思い出話に花を咲かせていました。また、学校で保管していた卒業生の写真展示も各学校で行われ、懐かしい写真を見ながら笑顔と笑い声があふれていました。
○添田小学校
3月10日、関係者を招いた学校閉校式では、思い出ビデオ上映などが行われました。学校開放は22日に実施され、卒業生や保護者など多くの人が訪れ、学校を懐かしみ、別れを惜しんでいました。
○中元寺小学校
3月8日、関係者を招いて開かれた閉校式では中元寺小学校に残る記録をまとめた思い出スライドショーが上映されました。
○落合小学校
3月7日、体育館に入りきれない程の人が訪れた学校閉校式では、在校生による和太鼓などの演奏や、卒業生などから贈られたメッセージの紹介などが行われ、涙にあふれた式典となりました。
○真木小学校
3月7日の閉校式では、真木小の歩みを振り返るスライドショーのあと、児童によるソーラン節の演技が行われました。
○津野小学校
令和4年3月に休校した津野小学校。今回、閉校式は行われませんでしたが、休校式典には卒業生や地域の人などが多く訪れました。