くらし 6月23日(月)〜29日(日)男女共同参画週間

『令和7年度内閣府男女共同参画週間キャッチフレーズ』
誰でも、どこでも、自分らしく

平成11年6月23日に「男女共同参画社会基本法」が施行され、毎年6月23日~29日を「男女共同参画週間」としています。
内閣府では、令和7年度「男女共同参画週間キャッチフレーズ」をユース世代から募集し、応募総数4,946点の中から「誰でも、どこでも、自分らしく」に決まりました。
性別に関わりなく、自らの個性や能力をあらゆる分野で発揮できる「男女共同参画社会」を実現するために、私たちにはどのようなことができるのか、生活のさまざまな場面での男女共同参画について考えてみませんか。

▽村ではこんな取り組みを行っています
4月21日、今年度1回目の「男女共同参画のむらづくり審議会」による定例会議が開催されました。6月の男女共同参画週間の活動と広報紙への掲載記事を協議し、今後も定期的な広報活動を通じて周知を図ることが確認されました。
次回会議は6月23日(月)に開催されます。
※村づくり審議会は、女性の地位向上のため、さまざまな団体との意見交換会を希望しています。

▽日本の現状~政治分野における女性進出
政治分野への女性参画は徐々に進められているものの、諸外国と比べると大きく遅れています。
このため、平成30年5月に公布・施行された「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」では、衆議院、参議院及び地方議会の選挙において、男女の候補者の数ができる限り均等になることを目指すことなどを基本原則とし、国、地方公共団体の責務を定めるなど、自主的に取り組むよう努めることが定められています。
また、令和3年6月には法改正が行われ、男女問わず立候補や議員活動をしやすい環境整備を行うため、性的な言動に起因する問題(セクハラ・マタハラなど)への対応を含む、国・地方公共団体の施策強化が盛り込まれました。
〇グラフで見てみる国会の状況
国会議員の女性議員比率は衆参両院合わせて19%[90カ国中137位]

国会議員の女性比率

(備考)内閣府男女共同参画局HPより

〇グラフで見てみる地方議会の状況
町村議会の女性議員比率は13.6%

女性議員比率

(備考)内閣府男女共同参画局HPより

▽日本はG7最下位、世界で118位
この数字は、令和6年6月に世界経済フォーラム(WEF)が発表したもので、各国の男女格差を「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野で評価し、国ごとのジェンダー平等の達成度を指標として表しているものです。日本は、146カ国中118位とG7の中では最低を記録。前回の125位から少し順位を上げましたが、政治・経済分野の低迷が続き、男女格差が埋まっていない現状が改めて示されました。

〇日本のジェンダーギャップ指数
146カ国中118位
政治:113位
経済:120位
教育:72位
健康:58位

このジェンダーギャップ指数の政治分野では、国会議員や閣僚の女性比率が主要な評価基準とされています。つまり、女性の議員や閣僚、国・地方自治体のリーダーが増えれば、政治分野におけるジェンダーギャップが改善されます。この課題を解決するためには、「社会」「家庭」「個人」「制度・ルール」などさまざまな側面での問題がありますが、まずは、女性が活躍しやすい環境づくり、そして「男は仕事、女は家庭」など男女の役割に関する固定観念を払拭するための活動を村として推進していきます。
この推進には、村民の皆さんをはじめ、地域団体や企業、教育団体などと行政の連携が大切です。ご理解とご協力をお願いします。

問合せ:総務課企画調整係 窓口(6)
【電話】内線711