くらし 村の元気 赤村の1コマ(1)

■6/14 学びたい若者を応援
~合同交付式~
川崎町総合福祉センターで「田川地区奨学生決定通知書合同交付式」が行われ、田川地区から選ばれた奨学生の代表者や市町村長などが出席しました。この奨学金制度は平成29年度に創設されたもので、成績が優秀で学習意欲がある若者に対し、返還不要で給付されるものです。
田川地区統一の基準による選考を経て、赤村からは2人の奨学生が選ばれました。交付式には赤村代表として大学1年生の深見柚生人(ふかみゆいと)さんが出席。「奨学金を有意義に使い、将来IT関連の仕事で赤村のためになれるよう頑張ります」と意気込みを語りました。

■6/15 少林拳大会で賞多数
~「赤乃虎道場」が実力発揮~
少林拳に取り組む「赤乃虎(あかのとら)道場」が健康増進センターで開かれた大会に出場し、団体の部で優勝を果たしたほか、メンバー11人が上位入賞に輝きました。
大会は「日本嵩山(すうざん)少林拳連盟」により年2回開かれているもので、赤村での開催は初。福岡・大分・熊本の各道場から拳士たちが集い、腕を競い合いました。
道場の赤小学校5年生・岡田侑隼(おかだゆうと)さんは演武(形)と乱取り(組手)の両部門で優勝し、小中学生全体の1位を示す「最優秀拳士」に選ばれました。岡田さんは昨年の大会でも最優秀拳士に選ばれており、連覇を果たす形となりました。

■6/16 今川で環境保全を学ぶ
~赤小5年生がアユを放流~
自然や生き物を大切にする心を育んでもらおうと、赤小学校5年生が赤村特産物センター前にある今川沿いの「こぶり広場」でアユの稚魚を放流しました。これは生態系保持のためアユやスッポンなどを放流している京二川(きょうにせん)漁業協同組合の協力のもと、毎年行われている取り組みです。児童たちはバケツに分けられた10~20匹の稚魚を川べりから優しく放流。体長5cmほどの稚魚は流れに沿い、下流へと泳いでいきました。
組合員の瓜生賢二(うりゅうけんじ)さんは清流で成長するアユの生態を解説し、環境保全の大切さを児童たちへ呼びかけました。