健康 健康辞典

■インフルエンザにご用心
インフルエンザは風邪と比べて高熱が出やすく、頭痛や関節痛といった全身症状が出やすい感染症です。感染を予防し、インフルエンザへの対策をしましょう。

▽2つの感染経路
〈接触感染〉
(1)感染者がくしゃみや咳を手で抑え、ウイルスが手に付く
(2)ウイルスの付いた手で周りの物に触れる
(3)感染していない人がウイルスの付いた物を触る
(4)ウイルスの付いた手で自分の目・鼻・口に触れ感染する
〈飛沫感染〉
(1)感染者のくしゃみや咳でウイルスが空気中に広がる
(2)感染していない人が鼻や口から吸い込んで感染する

▽日常生活の工夫でしっかり予防
〈流行前の予防接種〉
予防接種は発病の可能性を下げ、重症化を防ぐ効果があります。流行がピークになる前の11月ごろまでに予防接種を済ませることが理想的です。
〈小まめな手洗い〉
帰宅時や調理の前後、トイレ後、食事前など、流水と石けんによる小まめな手洗いを習慣に。
アルコール製剤による手指の消毒も効果的です。
〈十分な休養andバランスのとれた食事〉
体の抵抗力を高めるために、睡眠をしっかりとり、栄養バランスのよい食事を心がけて。
〈人混みへの外出を控える〉
重症化リスクの高い人や体調が悪い人、睡眠不足の人などは、人混みへの外出を控えて。
〈定期的な換気〉
室内のウイルスを減らすために、定期的に換気し空気を入れ替えましょう。乾燥しやすい室内では加湿器を使って適切な湿度(50%~60%)を保つことも効果的です。

《感染したかな?と思ったら》
「他の人にうつさない」ことが大事です。
かかりつけ医や医療機関に電話をし、症状を伝えた上で対応について相談しましょう。

問合せ:住民課健康増進係 窓口(3)
【電話】内線232